内博貴が初の2人芝居に挑戦! 演出の錦織一清「内に嫉妬する」

2012年9月25日 / 18:38

――いろいろ知っているだけに演出もやりやすいんですか?

錦織 そうですね。後輩と仕事をすることがここのところ多いんだけど、やっぱり伸びしろにびっくりさせられるっていうのがあって。僕も、今の内と同じぐらいのころから外のお仕事とかいろいろやり始めたんですけど、僕もこういう時があったなとかね。彼が持っているものに嫉妬したりとか。

――内君に嫉妬する部分ってどんなところですか?

錦織 そうですね、僕が持ってないものをいっぱい持っていますから。

内 いえいえ、そんなことないです。

――一つ挙げるとすれば?

錦織 やっぱり、立っているだけで様になるっていうのが一番ですかね。なかなか、そういうのって練習とか稽古をして身に付くものじゃなくて、生まれ持ったものだから。こうね、身長もすらっとして。うらやましいですね。

――演技でここがいいなというところは?

錦織 あのね、みんなでよく言ってるんですよ。内は大阪出身なんですけど、ちょっと顔が関西系じゃないねとか。そういう話になるんだけど、やっぱり大阪の血が流れているから、“間”というんですかね。今回もコメディーの作品なんですけど、息の使い方とかタイミングとかがすごくうまいんです。びっくりするんですよ。

――内君がテーブルクロス引きに挑戦しようとするシーンは錦織さんの演出ですか?

錦織 テーブルクロス引きは…、自然発生かな。

内 ははははは!

錦織 あれ(テーブルの上にグラスが並べられている状態)を見るとやっぱりみんなやりたくなるね~って話になって。でも今日の稽古で内が滑ったのは、内のアドリブです。大分成長しました。

内 アドリブじゃなくてあれは事故です! 思った以上に(和音さんの引っ張り方が)雑でしたね。振り回す力加減が。


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