中村ゆり「草なぎ剛さんは包容力があって“人の痛み”が分かる方」 ドラマ「終幕のロンド」【インタビュー】

2025年10月10日 / 17:30

 草なぎ剛が主演する月10ドラマ「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」(カンテレ・フジテレビ系)が、13日から放送がスタートする。本作は草なぎが演じるシングルファーザーで遺品整理人の鳥飼樹が、遺品整理会社の仲間と共に仕事に向き合いながら遺品に刻まれた“最期の声”に耳を傾け、残された者へのメッセージを届けるヒューマンドラマ。大企業グループ次期社長の妻の身でありながらも鳥飼樹に強く引かれ、大人の恋に落ちていく御厨真琴役を演じる中村ゆりが、役に対する思いや草なぎへの信頼を語ってくれた。

中村ゆり(C)カンテレ

-最初に本作の台本を読まれたときに、どのような印象を持ちましたか。

 草なぎさんが演じる鳥飼樹さんや私が演じる御厨真琴も含めて、登場人物それぞれに寄り添った脚本で、人間の繊細な日々が描かれたすてきな作品になると思いました。遺品整理を依頼する側もされる側も、それぞれがさまざまな人生を抱えていて、人は何歳になっても、いろいろなことを学んで軌道修正しながら自分を見つめていくのだなと感じました。

-ご自身の役柄や、草なぎさんが演じる鳥飼樹との関係性をどのように捉えて演じていますか。

 私が演じる御厨真琴は、複雑な家庭環境などのマイナスなものを抱えながらも、幸せになりたくて一生懸命に生きている女性です。その幸せの見つけ方が“幸せな結婚”や“子どもを産むこと”だったり、自分軸ではなく、どこか他責で不器用な人だと思います。そんな日々を過ごす中で、理屈ではなく心を許して自分を見せることができる樹さんと出会って、自分にとって本当の幸せは何なのかと向き合ったり、成長して見つけていく役です。

-主演の草なぎ剛さんと共演された感想はいかがですか。

 草なぎさんは私にとって学生の頃からの大スターなので、最初にお会いしたときはとても緊張したのですが、私や共演者の皆さんが緊張しないように、くだけた雰囲気で接してくださって、草なぎさんのさり気ない気遣いを感じています。包み込んでくださるような優しさがありますし、人の痛みがとても分かる方なのだろうなと先輩として尊敬しています。役を演じるときも同じで、どのようなアプローチをしても受け止めてくださりますし、恋愛パートの撮影シーンでは私のことをパッと受け止めてくださったり、身体能力の高さも感じるので、精神的にも肉体的にも頼れる存在です。

第一話場面カット(C)カンテレ

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

佐々木蔵之介「この映画を見た後で自分の気持ちがさまようようなところがあるので、誰かと一緒に見てほしいと思います」『名無し』【インタビュー】

映画2026年5月22日

 その男が右手で触れた瞬間、相手は消え、死が訪れる。世にも奇妙な凶器なき犯行と謎に包まれた動機とは…。俳優だけでなく、脚本家、映画監督としても活躍する佐藤二朗が、初めて漫画原作を手がけたサイコバイオレンスを、自らの主演・脚本、城定秀夫監督で … 続きを読む

宮野真守&神山智洋、初共演の二人が作り上げる、劇団☆新感線のドタバタ音楽活劇ミステリー 「多幸感にあふれた作品をお届けしたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月22日

 宮野真守と神山智洋(WEST.)が出演する、2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」が、6月12日から上演される。本作は、脚本に劇作家の福原 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第19回「過去からの刺客」慶の心を動かした小一郎の言葉【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年5月21日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月17日に放送された第19回「過去か … 続きを読む

唐沢寿明「こんなにひどい男をやってよかったのかなという後悔はちょっとありました」『ミステリー・アリーナ』【インタビュー】

映画2026年5月21日

 推理力に覚えのある解答者たちが、国民的な人気を誇る推理ショーを舞台に、頭脳戦を繰り広げるさまを描いた深水黎一郎の同名小説を、堤幸彦監督が映画化した『ミステリー・アリーナ』が、5月22日から全国公開される。本作でクレージーな天才司会者・樺山 … 続きを読む

川島鈴遥、森田想「この映画は、ちょっと落ち込んだ時とかに見るといいかもしれません。きっと心が軽くなります」【インタビュー】『いろは』

映画2026年5月21日

 長崎で巻き起こる「ドロドロのダメ男巡り」と「ヒリつく姉妹の絆」を描いた青春ロードムービー『いろは』が5月22日から全国公開される。妹の伊呂波を演じた川島鈴遥と姉の花蓮を演じた森田想に話を聞いた。 -最初に脚本を読んだ時の印象から伺います。 … 続きを読む

page top