「不適切にもほどがある!」「笑って泣けて…神回だった。やっぱりクドカンはすごい」「お義父さんの背広♪で涙腺崩壊」

2024年2月24日 / 08:34

(C)TBS

 阿部サダヲが主演する「不適切にもほどがある!」(TBS系)の第5話が、23日に放送された。

 本作は、中学校の体育教師・小川市郎(阿部)が、ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップし、昭和の駄目おやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系のタイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎氏。(*以下、ネタバレあり)

 渚(仲里依紗)から「父親に会ってほしい」と言われた市郎は、ホテルのラウンジで犬島ゆずる(古田新太)と対面していた。

 なぜか市郎のことを「お父さん」と呼ぶゆずるに、“お父さん”はそっちだとイライラする市郎。そのやり取りを見ていた渚は、市郎にある写真を見せる。

 一方、昭和では、サカエ(吉田羊)がひょんなことからキヨシ(坂元愛登)のクラスに不登校の生徒がいることを知る。キヨシも令和では不登校だったと知った純子(河合優実)は、キヨシにその子の話し相手になってあげればと提案。SNSのない時代にどう連絡を取ったらいいものかと悩んだキヨシは、昭和ならではのある連絡手段を思いつく。

 放送終了後、SNS上には、市郎と純子が阪神・淡路大震災で亡くなったことが明かされたことについて、「何て展開だ。『あまちゃん』(東日本大震災)『いだてん』(関東大震災)に続いて震災の話を真正面から持ってきたか。前回までのお気楽トーンから変わり過ぎて困惑するけどこれもまたクドカンらしい」「阪神・淡路大震災からは29年たっているけど、北陸はまだ2カ月もたっていない。その中で放送したのは意味があると思う」「クドカンが描く震災が切なくてたまらない」といった声が上がった。

 また、「クドカンの作品がすごいと思うのは、これだけふざけていたり面白かったりするのに、ドラマが扱いにくい、だけど大事なテーマと真っすぐに向き合い、きちんと描くところ」「笑って泣けて…神回だった。やっぱりクドカンはすごい」「今年になって能登の震災があり、日経平均もバブルの高値を越えたりして…。このドラマの絶妙なタイミングに驚く」など、宮藤氏の脚本を称賛するコメントも見られた。

 一方、錦戸亮が演じた若き日のゆずるについての、「ゲストの錦戸亮さんめちゃくちゃよかったです。後半は、悲しいシーンではあったけどスーツを仕立てる過去と現代が交差するシーンはとてもよかった。結婚の許しを請うダンスも最高でした」「お義父さんの背広♪で涙腺崩壊。震災前日に採寸したってことは、翌日に市郎が亡くなってしまったわけで。それでも最後まで完成させて、スーツに名前の刺しゅうまで入れたのか。着てもらえる未来なんてないのに。でも、市郎に着てもらえてよかったね」といった声もあった。

 そして「中盤で物語の肝となりそうな小川先生と純子ちゃんの未来が判明し、この後どうやってラストまで持っていくのか」といったコメントもあった。

 


芸能ニュースNEWS

草なぎ剛「江戸時代でデニム職人になってジーンズを作りたい」「初めての顔を皆さんにスクリーンでお見せできると思う」

映画2024年5月14日

 映画『碁盤斬り』大ヒット祈願イベントが14日、東京都内の赤城神社で行われ、出演者の草なぎ剛、清原果耶と白石和彌監督が出席した。  本作は、古典落語の「柳田格之進」を基に映画化。草なぎは身に覚えのない罪をきせられ浪人となった格之進を演じ、清 … 続きを読む

「366日」“遥斗”眞栄田郷敦と“智也”坂東龍汰の友情に感動の声 「智也のナイスキャッチに号泣」「スポーツ系は泣いてしまう」

ドラマ2024年5月14日

 広瀬アリスが主演するドラマ「366日」(フジテレビ系)の第6話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雪平明日香(広瀬)は、記憶を取り戻した水野遥斗(眞栄田郷敦)について、輝彦(北村一輝)、智津子(戸田菜穂)らと共に池沢友里( … 続きを読む

「95」“秋久”高橋海人のアクションシーンが「カッコ良かった」 “セイラ”松本穂香の涙の謝罪に「何かを抱えているのかな」

ドラマ2024年5月14日

 高橋海人が主演するドラマ「95」(テレビ東京系)の第6話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)    本作は、早見和真氏の青春小説が原作。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆 … 続きを読む

「アンメット」“ミヤビ”杉咲花が見た手術室の情景に視聴者涙 「丸二分間、せりふなしであの演技。良質なドラマに音は不要」

ドラマ2024年5月14日

 杉咲花が主演するドラマ「アンメット-ある脳外科医の日記-」(フジテレビ系)の第5話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  原作は、同名コミック(原作:子鹿ゆずる氏/漫画:大槻閑人氏)。事故で記憶障害の後遺症を負った若手脳外科医 … 続きを読む

生田斗真、俳優としての武器は「美しさ、色気でしょうか」 中村倫也、西野七瀬と共に劇団☆新感線で“生誕39年”記念公演

舞台・ミュージカル2024年5月13日

 2024年劇団☆新感線 44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎「バサラオ」製作発表が13日、東京都内で行われ、出演者の生田斗真、中村倫也、西野七瀬、粟根まこと、りょう、古田新太ほかが登場した。  本作は、劇団☆新感線の44周年興行であり、 … 続きを読む

Willfriends

page top