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「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』プレミアムトークin埼玉~比企一族スペシャル~」が、8月7日、埼玉県の東松山市民文化センターで開催された。北条家のライバルで、当地に縁のある比企一族の比企時員を演じる成田瑛基と、せつ役の山谷花純が、比企能員役の佐藤二朗、比企尼役の草笛光子と共に登壇し、ドラマの撮影秘話を披露した。
成田は3度目の大河ドラマ出演だが、何話にもわたって出演するのは今回が初めてということで、「いろいろな監督の演出も体験できて、すごくいい経験になりました」と満足そう。
さらに、「この作品は、やっぱり小栗旬さんが座長という感じで、みんなを引っ張っていっているなと感じました」と小栗の座長ぶりを称え、撮影現場の様子を次のように語った。
「毎週リハーサルがあるんですけど、そのリハーサルのときからみんなが小栗さんに付いていっているという感じで、撮影の合間も前室で小栗さんやメインの方々がすごく明るく楽しくしゃべりながら、明るい雰囲気で現場が進んでいるんです」
一方、山谷は、今回が大河ドラマ初出演ながら、源頼家役の金子大地とは同い年で、19歳の頃からすでに4回ほど共演経験がある。
「2人で、しかもお互い初めての大河ドラマ出演ということだったので、同志じゃないですけど、戦友みたいな感覚で、毎回、撮影現場で一緒にカメラの前に立つことができました」
そのため、劇中のせつは頼家が正室を別に迎えたことで側室に甘んじることになったものの、「金子くんと一緒に同じ景色を見られてよかった」と語り、「だから、正室じゃなくて側室にされたけど文句はないです(笑)」と納得の様子。
また、頼家の側近6人衆の1人で蹴鞠(けまり)のシーンが多い成田は、「たくさん練習した」という、その舞台裏を披露した。
「サッカーのリフティングとは違って、蹴鞠は右足の甲しか使っちゃいけないんですよね。でも僕はすごい才能が開花して、練習の時から100回ぐらい出来たんです(笑)。昔サッカーもやっていたんですけど、サッカーでは50回ぐらいしかできなかったのに、なぜか蹴鞠では100回ぐらい」
現場で思わぬ才能を開花させた成田だが、劇中の時員は蹴鞠が上手ではない設定。そのため「うまくいったらいけないシーンだったので、へたくそに見せる芝居が大変でした(笑)」と意外な苦労を打ち明けて笑いを誘った。
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