【インタビュー】「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」ゲスト出演の三宅健&増田貴久「全部食べてみたいお店ばかり」

2022年4月7日 / 10:00

 新バラエティー番組「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」が、テレビ東京系で、4月7日から放送される。番組は、全国各地で乗車したタクシードライバーに、「一番うまいご飯屋に連れて行ってください」とお願いし、その街の知る人ぞ知る絶品グルメにありつくグルメドキュメンタリー。初回ゲストとして出演する三宅健と、第2回にゲスト出演するNEWSの増田貴久が、番組収録の終了後に取材に応じた。

(C)テレビ東京

-収録に参加して、MCの吉村崇さんと3時のヒロインの皆さんの印象は?

三宅 とても楽しい方々でした。皆さん、テンションが上がっていましたが、長時間おいしそうな食べ物の映像をずっと見続けているので、目の前で今食べられないことのつらさをともに味わいました。

増田 吉村さんも3時のヒロインも、何度も共演させていただいているのですが、吉村さんはVTRを見ているときの目の付けどころが、今日もキレッキレでした。3時のヒロインのかなでちゃんとは、ついこの間、「デカ盛りハンター」という番組でもご一緒させてもらって、すごく話しやすいですし、皆さん面白かったです。

-番組の魅力や楽しみ方は?

三宅 運転手さんが教えてくださるお店に行くまでの間に、運転手さんがお話されるエピソードによって人柄が垣間見れますし、お店に着いても、店主やスタッフさんの人柄に触れることができて、心がほっこりするところも番組の魅力だなと思います。出てくる料理も全て本当においしそうで、見ているこちら側としても興味が湧きますし、行ってみたいなと思う名店ばかりが登場するところも魅力だと思います。

増田 運転手さんに「一番おいしいお店に連れて行って」という話をし始めてから、運転手さんがどんどんプライベートの顔になっていくので、やっぱりおいしいご飯の話をする時間って大切なんだなと思いました。僕は、プライベートでは、タクシーの運転手さんに「ここら辺で、おいしいところがありますか?」と聞いたことがなかったのですが、ドライバーさんに限らず、「この辺でおいしいお店知ってる?」という話を聞くと、一気に距離が縮まるんだなと感じました。僕も今後、知らない土地に行ったときは、使いたいフレーズです。

-普段は、おいしい店を自分で開拓する方ですか。

三宅 地方に行ったときは、現地の人に聞いて開拓しています。その土地に行ったら、この方にお願いするという、ひいきにさせてもらっているタクシー運転手さんがいるので、タクシー運転手さんに聞いたりもします。タクシー運転手さんは、いろんな方を乗せられているので、ここがおいしかったとか、もっと言うと、ここは味が落ちちゃったということも分かってしまうぐらい詳しいです。

-タクシー運転手さんにまつわる印象に残っているエピソードは?

三宅 京都で舞台をやったときに、送迎をしてくださる運転手さんがいらしたのですが、たまたま車の中で、僕がスタッフさんたちと、立川志の輔さんの話をしていたんです。ある日、僕が京都に延泊して、タクシーに一人で乗ったときに、その運転手さんが「今日は三宅さんがお一人だったので、お声掛けさせていただきました。実は志の輔さんのお話をされていたので、すごくびっくりしたんですけれど…」と言って、志の輔さんが京都に来たときの運転を担当されている方だったんです。周りに人がいるときに、そういった声掛けをしなかったところが、スマートですてきな運転手さんだなと思いました。

増田 僕がタクシーの後部座席に乗って携帯をいじっていて、太ももの上に携帯を置いて「ありがとうございました」と言ってタクシーを降りたときに、太ももの上に置いていたことを忘れて、携帯を落としちゃったんです。その落とした携帯を、そのまま走り出したタクシーに踏まれたことがあります(笑)。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「光る君へ」第三十三回「式部誕生」人々を動かす「源氏物語」の存在【大河ドラマコラム】

ドラマ2024年9月7日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。9月1日に放送された第三十三回「式部誕生」では、「源氏物語」の続きを執筆するため、内裏に出仕した主人公・まひろ(吉高由里子)の日常と、中宮・彰子(見上愛)との出会いが描かれた。  彰子の住まいで … 続きを読む

山口紗弥加「自分が役に乗っ取られたような感覚です」ネタバレ厳禁のミステリーで入魂の演技を披露「私の死体を探してください。」【インタビュー】

ドラマ2024年9月6日

 ベストセラー作家・森林麻美が、自身のブログに「私の死体を探してください。」と自殺をほのめかす投稿をして消息を絶つ。麻美の夫・三島正隆(伊藤淳史)や正隆と不倫関係にある麻美の担当編集者・池上沙織(恒松祐里)がその行方を探す中、次々にブログが … 続きを読む

河合優実「すごいところに羽ばたいていく予感はありました」金子大地「面白い映画になるのは間違いないと」恋人役で共演の2人が語るカンヌ受賞作の舞台裏『ナミビアの砂漠』【インタビュー】

映画2024年9月6日

 東京の片隅で暮らし、美容脱毛サロンで働く21歳のカナ。同棲中の恋人ホンダ(寛一郎)との生活に退屈したカナは、映像クリエーターのハヤシと新生活を始める。だが、まもなく2人のペースはかみ合わなくなっていき、ストレスを募らせたカナは…。  9月 … 続きを読む

【週末映画コラム】『エイリアン』の“その後”を描いた『エイリアン:ロムルス』/各国の映画祭で注目を集めた心理ホラー『映画検閲』

映画2024年9月6日

『エイリアン:ロムルス』(9月6日公開)  人生の行き場を失った6人の若者たち(ケイリー・スピーニー、デビッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセド、スパイク・ファーン、エイリーン・ウー)は、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムル … 続きを読む

紅ゆずるの“ゼロ地点”は「宝塚歌劇団の公演を初めてテレビで見た日」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2024年9月3日

 「ミステリーの女王」と呼ばれる推理小説家アガサ・クリスティーが1944年に発表した長編小説を原作とした舞台、ノサカラボ「ゼロ時間へ」が10月3日から東京・三越劇場ほかで上演される。ミステリーを専門に舞台を制作しているノサカラボの代表であり … 続きを読む

Willfriends

page top