エンターテインメント・ウェブマガジン
人気舞台『刀剣乱舞』シリーズなどで活躍してきた東啓介がNew Musical『Color of Life』に出演する。画家と女優。2人は、飛行機で偶然隣りあわせになり、引かれ合い、ニューヨークの彼女の部屋で一緒に暮らし始める。だが、やがて観光ビザの90日間の猶予切れが近づいてきて…。演出家・石丸さち子氏と音楽家・伊藤靖浩氏のタッグで2013年にオフ・オフ・ブロードウェーで初演、16年の日本初演でも高い評価を得て、17年には再演も果たした。今回は、実力派俳優の東と青野紗穂を迎え、脚本・作詞・演出の石丸氏、作曲・編曲の伊藤氏と共に、新たな『Color of Life』を作り上げる。東に作品や役柄への思いなどを聞いた。
本読みをしたときに自分のできなさに気付いて、ちょっとした焦りと、それとは別にワクワクが入り交じっている感じです。最初は楽曲のあまりの難しさに歌えなくて、歌唱部分は(作曲・編曲の)伊藤さんに歌っていただいて、僕らはせりふだけを発するという形でやらせていただいたんです。曲があって、せりふがあって、またすぐ曲が入るので、お話の流れに付いていけなかったんです。それで、これは歌いこなさなければいけないという責任感が生まれました。
最近、シリアスな作品が多かったので、「そういえばこんな作品をしばらくやっていなかったな…」という第一印象でした。画家と女優の甘酸っぱい関係が、「いいなぁ……」となりました(笑)。笑顔になれますし、こんなにも温かい作品に出演できるなんて、と幸せを感じました。
今回の曲は、紡がれている言葉の一つ一つがすてきで、曲とすごくマッチしているんです。分かりやすくてシンプルなんですけど、今までにないような曲でした。芝居の部分と楽曲とのつながりが強いので、ちゃんと歌えないと芝居が成り立たなくなると思わされた作品です。
画家を目指していて、大震災を機に画題を見失ってニューヨークに行ったときに、偶然女の子と出会うんです。その子を見ていると、笑顔が思い浮かんでしまって、無性に描きたくなって、好きになっていくんですけど、その画家の姿が本当にかわいいなと思います(笑)。ピュアで、恋に落ちているんだなという印象です(笑)。
そうなんですよ。僕も祖父の絵を見て生きてきたので、感慨深いです。もう亡くなってしまったんですけど、祖父に報告しないといけませんね。祖父は厳しい人だったので、生前はあまりしゃべれなくて、今となってはそれが悔しいんです。とても物静かで、そういう姿が画家を演じるにあたって生きるといいかなと思っています。
実は、絵心がメッチャあるんです! 「スカーレット・ピンパーネル」に出演したときに、原作小説の邦題である『紅はこべ』にちなんで、スタッフTシャツに紅はこべの花のロゴをデザインしたんです。ただ、人物画は描けないんです。風景画とか、花とかそういう物だったら得意です。
ビジュアル撮影でお会いしたんですが、笑顔がすてきで、とても明るく元気で、よくしゃべる方です。だから、すごく役に合っていると思いました。でも、とても真面目で真剣なところもあって、ギャップを感じます。青野さんは20歳には見えないぐらい大人っぽい方ですけど、実際に話をしていると、20歳の女の子だなと思いました。僕とほとんど変わらない年齢なんですけどね(笑)。いい意味でギャップがたくさんある方です。
ないんです。公演前にお休みをいただいて、ちょっと行かなきゃいけないですね(笑)。演じる画家は1人旅でニューヨークに行こうとしているんですけど、僕は1人旅より2、3人で行きたいです。
ドラマ2025年10月21日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)が毎週金曜深夜24時12分~放送中だ。本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活を送るうちに、彼女の中にもう … 続きを読む
ドラマ2025年10月20日
1972年、本土復帰を間近に控えた沖縄で、100万ドルの米ドル札を積んだ現金輸送車が襲われ行方を絶った。琉球警察は本土復帰特別対策室を編成。班長には、警視庁派遣から沖縄に戻って来た真栄田太一が任命される。班員は、同級生でありながら真栄田を … 続きを読む
映画2025年10月17日
伝説の警察犬を父に持つオリバーとそのハンドラーを務める鑑識課警察犬係の青葉一平(池松壮亮)のコンビ。だが、なぜか一平だけにはオリバーがだらしない着ぐるみのおじさん(オダギリジョー)に見えており…。 この奇想天外な設定と豪華キャストが繰り … 続きを読む
映画2025年10月17日
『秒速5センチメートル』(10月10日公開) 1991年、春。東京の小学校で出会った遠野貴樹(上田悠斗)と転校生の篠原明里(白山乃愛)は、互いの孤独を癒やすかのように心を通わせていくが、卒業と同時に明里は栃木に引っ越してしまう。 中学1 … 続きを読む
映画2025年10月16日
世界的に有名な天才浮世絵師・葛飾北斎。その北斎と長年生活を共にし、自らも絵師“葛飾応為”として名をはせた娘・お栄の生きざまを描いた『おーい、応為』が10月17日から全国公開となる。劇中、北斎(永瀬正敏)の弟子の絵師“魚屋北渓”として知られ … 続きを読む