【インタビュー】New Musical『Color of Life』東啓介「こんなにも温かい作品に出演できる幸せ」

2019年2月20日 / 11:00

-「30歳までに帝国劇場の舞台に立つ」という目標をお持ちだそうですが、その先の目標はニューヨークのブロードウェーですか。

 ブロードウェーは今の僕にはまだ見えてないです。でも、目標として山口祐一郎さんみたいなミュージカル俳優になりたいです。

-タイトルにちなんで、人生においてなくてはならない色や、好きな色はありますか。

 オレンジが好きです。身に着ける物は黒とかが多いくせに(笑)。僕は散歩が好きなんですけど、散歩をしているときに公園で子どもが両親と遊んでいる姿を見て、温かくてハッピーで、それがオレンジのような色に感じられたんです。なんて幸せそうなんだろうと感じて、自分もいつかああいう風になれたらいいなと。そこからオレンジが好きな色になりました。

-今年の目標や抱負は何ですか。

 2018年にいろんな挑戦をさせていただいて、そこで学んだことがありましたが、今年は、さらにお芝居や歌についてストイックに学びたいなと感じました。今年は説得力があって実力のある役者になれたらいいなと思っています。

-最後に見に来てくださるお客さまへメッセージをお願いします。

 今回、自分にとって初の2人芝居で、しかも数々の大曲がありますので、それを歌い上げてみせます(笑)。見終わった後に、「こんな出会い方をしてみたいな」とか、「人と会いたいな」と思えるような、温かくハッピーな作品になると思いますので、ぜひ劇場に足をお運び下さい。

(取材・文・写真/櫻井宏充)

 New Musical『Color of Life』は、4月26日に神奈川・相模女子大学グリーンホール 多目的ホールでプレビュー公演、5月1日~27日に都内・DDD青山クロスシアターで上演。

画家役の東啓介

New Musical『Color of Life』

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【Kカルチャーの視点】異領域を融合する舞台芸術、演出家イ・インボの挑戦

舞台・ミュージカル2025年7月3日

▽長い時を刻む、大衆文化とは異なる魅力 -Kカルチャーが世界で注目される今、今回のような舞台表現はKカルチャーの中にどう位置づけられると思いますか?  K-POPや映画などの大衆文化も素晴らしいですが、伝統芸術はそれよりもはるか以前から続い … 続きを読む

毎熊克哉「桐島が最後に何で名乗ったのかも観客の皆さんが自由に想像してくれるんじゃないかと思いました」『「桐島です」』【インタビュー】 

映画2025年7月3日

-実際に演じてみて感じたことや、演じる上で心掛けたことや気を付けたことはありましたか。  自分が桐島を演じる上で一番重要だと思ったのは、(偽名の)「ウチダヒロシ」として、1人の部屋で朝を迎えて、窓を開けてコーヒーを飲んでというシーンでした。 … 続きを読む

磯村勇斗&堀田真由、ともにデビュー10年を迎え「挑戦の年になる」 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」【インタビュー】

ドラマ2025年7月2日

 磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”「僕達はまだその星の校則を知らない」が7月14日から放送スタートする。本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少 … 続きを読む

蓮佛美沙子&溝端淳平「カップルや夫婦が“愛の形”を見直すきっかけになれたら」 グアムで撮影した新ドラマ「私があなたといる理由」【インタビュー】

ドラマ2025年7月1日

 ドラマ「私があなたといる理由~グアムを訪れた3組の男女の1週間~」が、7月1日からテレ東系で放送がスタートする。本作は、グアムを訪れた世代が違う男女3組のとある1週間を描いた物語。30代の夫婦(蓮佛美沙子、溝端淳平)、20代の大学生カップ … 続きを読む

風間俊介「横浜流星くんと談笑する機会が増えてきたことがうれしい」蔦重と和解した鶴屋喜右衛門役への思い【大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」インタビュー】

ドラマ2025年6月29日

-それが変わってきたということでしょうか。  物事は、ある程度加速がつき、歯車がスムーズに回り始めれば、少ないエネルギーで進んでいくようになりますが、スタートするときは膨大なエネルギーが必要です。この作品もそういう過程を経て、ようやく彼が笑 … 続きを読む

Willfriends

page top