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今、斎藤工が元気だ。もともと、俳優としてジャンルや規模の大小を問わず、多彩な作品に出演してきたが、2018年は年初からマルチな活躍を見せている。
まず俳優としては現在、「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系 毎週木曜午後9時放送)に出演中。
民間警備会社に所属するボディーガードたちの活躍を描いた本作で斎藤は、木村拓哉演じる主人公・島崎章の同僚でライバル的存在の高梨雅也をクールに演じている。
この他、出演した映画『マンハント』、『サラバ静寂』が公開中なのに加え、今後も『去年の冬、きみと別れ』(3月10日公開)、『のみとり侍』(5月10日公開)などが待機中。順調に歩みを重ねている。
その一方、金曜深夜には「MASKMEN」(テレビ東京系 毎週金曜深夜0時52分放送)で、全く異なる一面を披露している。これは、「芸人になる」と宣言した斎藤が、野性爆弾のくっきープロデュースの下、マスクをかぶった謎の芸人“人印(ピットイン)”として修業を積む様子を追った異色のドキュメンタリードラマだ。
とんがり頭に昆虫のような緑の目を付けたマスクをかぶり、おなかがポッコリ出た黒ずくめの衣装に身を固めた姿は、普段の斎藤とはかけ離れたシュールさ。この格好で実際にライブに出演し、駄目出しを食らうなど、試行錯誤を繰り返す姿にカメラが密着。マスクをかぶることで、斎藤であって斎藤でない、という絶妙な面白さを生んでいる。