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映画『恋妻家宮本』の完成披露舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の阿部寛、天海祐希、菅野美穂、相武紗季、富司純子、遊川和彦監督が登壇した。
作家・重松清氏の「ファミレス」が原作のこの作品は、ある日、妻の隠していた離婚届を見つけてしまった夫を中心に、そこから始まるおかしくも愛おしい夫婦の姿を描く。
今作で阿部と初の夫婦役に挑んだ天海は、感想を聞かれると「楽しかったですよ。(身長が)大きいっていいなって思って。目の前にハンサムな顔があるのはすごくすてきな経験でした」とニッコリ。
阿部も「天海さんとはスポーツクラブでよくお会いするのですが、ちゃんと(本格的に)お芝居をしたことがなかったんです」と明かし、「なので、今回ご一緒できることが本当にうれしかったし、天海さんの目を見ているだけで、心が見えてくるというか、引き込まれる体験を後半でしました。天海さんもいろんな経験を積み重ねて来られたんだなと思って…。すごく幸せでした」としみじみと撮影を振り返った。
メガホンを取ったのは、脅威の高視聴率を獲得した「家政婦のミタ」(2011年)をはじめ、「女王の教室」(05年)、「○○妻」(15年)等々、数々の話題作を世に放ち続ける遊川氏。
映画の内容にちなみ、「もし奥さんが隠し持っている離婚届を偶然、見つけてしまったら?」という質問に、遊川氏は「きょうは妻が(客席に)いるので、非常にデンジャラス。勘弁してほしい」と苦笑いしつつも「自分も書いて戻しておくかもしれない。そして(妻が)どう出るかを見たい。刺されたから刺すみたいな…」と独特の回答。一方の阿部は、「多分すごくショックだけど、僕はすぐに聞いちゃうと思う。時間をおくと余計に厄介なことになると思うので」とストレートに聞くと答えた。
続けて「女性としてはどちらの対応がいいと思う?」と聞かれた天海は、この場で唯一の独身とあり「私に聞きますか?」と司会者をギロリ。「皆さんに聞いてください。はい、(私は)何の意見もございません」とツンとした態度で笑わせた。
菅野が「阿部さんのようにワッと言ってくれた方がこっちも言いやすい。遊川さんはやっぱり“脚本家”だなと思う」と感想を語れば、相武も「阿部さんのように直に言ってほしい」と同調。最後は、富司が「阿部さんのように直球で聞くというのもありだし、遊川さんのように(自分の欄を)書いて、“相手に好きなようにさせてあげる”というのも愛情だと思うから…、どっちもあり!」と深みのある回答で、全員をうならせていた。
映画は2017年1月28日からロードショー。
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