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NHK大河ドラマ「真田丸」に真田昌幸役で出演中の草刈正雄が29日、千葉県千葉市で開催された「ニコニコ超会議2016」のNHKブース「超・真田丸」に登場し、トークショーを行った。
劇中の扮装で登場した草刈は「こんなに人が集まってくれるとは思っていませんでした」と満面の笑み。よろいについては「すごく重いんですよ。本物と同じ重さなんじゃないかな」と語り、撮影中のトイレについても「(よろいを)着つける前に済ませておいて…という感じです。1日中着ていることもありますよ。合戦のシーンだと撮るのに時間がかかりますから」と現場での様子を語った。
1985年のドラマ「真田太平記」では昌幸の次男・幸村(信繁)を演じた草刈。それだけに今回の昌幸役については「40年間の俳優人生でやっと回ってきた役」と語るなど、思い入れが強かった。草刈は「当時、昌幸役を演じたのは丹波哲郎さん。策を考える時にクルミをいつもコリコリやっていた。それをすんなり今回も頂いてしまった。画面にも効果的に出ていると思う」と笑顔で語った。
昌幸を演じるに当たっては「あまりにも丹波さんのイメージが大きかったので、どうしたら超えられるのか…」と悩んだという草刈。「そんな時、扮装テストというのをやって、美術の人が、この毛皮を作ってくれました。とても印象的で、これで新しい僕の昌幸が演じられそうだという予感がしました」と明かした。
また“昌幸”として「信長、秀吉、家康の三英傑の内、誰と一番主従関係を結びたくないか」と問われた草刈は「宿敵の家康ですね。何か、胸糞悪いんですよね。彼…」とユーモアたっぷりに回答。
草刈本人として下に付きたい主を問われると「(武田)勝頼ですか。平(岳大)さんが哀愁ある良い芝居をやっていてとても印象的でした。もともと(武田)信玄公に仕えていたということもあり、武田にはなじんでいたし勝頼以外に考えられないですね」と語った。
また、丹波から受け継いだものを訪ねられた草刈は「芝居ではないのですが、(『真田太平記』の)撮影前に刀を頂きました」とエピソードを披露。「模造刀ですが、(草刈家の)家紋が入った大小の刀と、それを立てるものも頂いて…。(幸村の)お兄さん役を演じた渡瀬恒彦さんと二人で頂いたのですが、あれはすごく感動しましたね」と振り返った。
草刈は「今回、また真田をやることになったので、僕もまねして(真田家の家紋の)六文銭が鞘に入った刀を堺(雅人)さんと大泉(洋)さんにプレゼントしたんです。本当はお二人の家紋を入れたかったのですが、予算がすごい。だから六文銭になっちゃいました」と告白。
「あと何十年かしたら、またひょっとして(二人が)昌幸をやる日が来るかもしれない。『受け継いでよ』って言ったら『分かりました!』って言ってくれました。非常に喜んでくれました」と笑顔でやり取りを明かした。
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