堀井新太、ドラマ初主演で決意「嘘をつかないお芝居を」 勝村政信も“息子”の今後に期待

2016年3月24日 / 22:47

「川獺(かわうそ)」に主演する堀井新太

 「第39回創作テレビドラマ大賞」(2014年度)受賞作をドラマ化したNHKの「川獺(かわうそ)」試写会および会見が24日、東京都内で行われ、出演者の堀井新太、勝村政信と脚本を手掛けた山下真和氏ほかが出席した。

 このドラマは、確執のあった父親(勝村)の危篤の知らせを受け14年ぶりに故郷に帰った息子(堀井)が、父親の少年時代を知ることで大きな2つの嘘に隠された真実にたどり着くというもの。

 デビュー作となる山下氏は「完成したドラマを見て泣きました。大きな愛を含んだ、いい話になったと実感しました」と感慨をにじませ、「堀井さんに『本番はもっと頑張れますよ』と言われましたが、その通りでした。これからの活躍をとても楽しみにさせていただきます」とエールを送った。

 故郷に帰ってきた息子・松浦保を演じた堀井は「高知で撮った意味が、作品を見ると分かる。きれいな海、山、川」と映像に収められた美しい自然と現地の方々の協力を得て実際の家を借りて行われた撮影などを振り返り、「お芝居をやる上で、この上ない環境でやらせていただきました。この作品は今この世に伝えるべき作品だと思います」と訴えた。

 ドラマ初主演とのことから入念な役づくりを行ったといい、「これだけ周りの方が協力してくれるのだと分かって、これからも感謝の気持ちを忘れず、嘘をつかないお芝居をしていきたい。芯に訴える表現をして、皆様に伝えていければと思っています」とあらためて決意を語った。

 父・須藤明憲役の勝村は「最初のカットが僕以外全員地元の方で、カットがかかると『うーん、惜しい』みたいな顔をするんです。何がだめか聞くと発音がちょっと違っていたようで…。先生がたくさんいたので、怖い反面助かりました」と笑いを誘い、堀井については「自然に負けない立ち方をされていましたし、いい時期にいい作品に出会ったと思います。これからが楽しみな役者さん」と期待を寄せた。

 ドラマは総合で3月29日午後10時からオンエア。

(左から)山下真和氏、堀井新太、勝村政信

(左から)山下真和氏、堀井新太、勝村政信


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