エンターテインメント・ウェブマガジン
NHKの大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田信繁(堺雅人)と青春時代から親しく、側室になった後も、大坂夏の陣で信繁が戦死するまで、常にそばに居てその波乱の生涯を支え続けたきりを演じている長澤まさみ。きりに託された戦国時代の女性の思いを語る。
忍びの役しかやったことがなかったので(笑)、初めて側室を演じるのが楽しみです。
これまで戦国時代の女性というと、一般的には「物」というイメージしかなくて、当時の女性の身分の低さを考えざるを得ないという状況がありました。でも今回は、三谷さんが戦国時代に生きる女性に人間らしさという息吹を吹き込んでくれている感じがして、戦国時代に対する愛を感じます。
おせっかいなおばさん(笑)。信繁の隣でずっとしゃべっているんですよ。
きりは自分を貫いている。それがヤンキーという言葉に通じているんだと思います。
食べるシーンではよく食べ、しゃべるシーンではよくしゃべるように表現しています。感情の赴くままというのが若い時のきりだと思っていますので。
毎週月曜日のリハーサルでは、監督が決めてきた三谷脚本の笑いどころみたいな部分だけでなく、演じていく上でのいろんな気づきみたいなことを堺さんも提案して芝居を作っています。そういうところを見ると、本当に笑いのセンスがある人なんだなと思います。視聴者の方がちゃんと信繁の気持ちに沿っていけるような芝居をされているので、すごいなと思います。掛け合いが多いので、必死で付いていっています。とにかく、すごく頼りになる方です。
「きりのせりふは現代語に近いからこそ、どう読むかはあなたがちゃんと考えてやりなさい」と言われています。現代語的ではありますけど、言い回しをちゃんと気を付ければ時代劇になると思います。きりがそういう言葉遣いをすることで、若い人が時代劇に興味を持つ入口になれるのかなと思います。
わざわざ役者の側から笑わせようと思わなくてもいつのまにか笑いになっているという脚本の正確さがすごいと思います。
きりにとっては、常に悩んだり疑問を抱えたりしながら生きている信繁がかわいく思えるのかなと。母性本能というよりは、純粋な乙女心の方が強い気がします。今後もこの力関係は変わらないでしょうね。信繁が頑張って敵や難局に立ち向かっている姿にほれぼれとしているきりが、それをずっと見ている。良い意味で一歩下がった女性である側室に、いつしか支えられている信繁なのかなと思っています。
武家の娘として厳しく育った姿を見せられたらと思っています。お父さんに反抗するシーンもありますが、きりは基本的には枠からはみ出せない人間なので、行儀の良いヤンキーみたいな感じです(笑)。私と共通する点もそこで、割と自分の出番が来るまでじっと待っている方なんです。
長野県は自然が豊かでのどかなところです。真田の里で育った人たちはすごく穏やかで伸び伸びとしています。私も静岡で伸び伸びすくすくと成長させてもらったので、きりと(育った環境が)似ているなと思いました。
良い子だなと思っていると思いますけど、やっぱりうらやましいんだと思います。自分とは違う魅力を持った人だからこそ、かなわないと思うのではないでしょうか。
ずっと共演してみたかったんです。年下なんですけど、一緒にリハーサルをやっていると楽しいし、他の人にはない強さがある女優さんだと感じます。
草笛(光子)さんと一緒にお芝居したこと。せりふ回しは歌のように聞こえますし、着物を着ている時のたたずまいはとても勉強になります。共演者のお芝居を見ていると、きりという役の伸びしろを作ることができるので、役者同士のお芝居の化学反応が楽しいです。
戦国時代を知らない人でも回を重ねるごとに分かっていける、分かりやすいドラマ。きりが今後、信繁にとってどれほど重要な人物になっていくかが面白いところだと思います。
舞台・ミュージカル2026年5月3日
元BE:FIRSTのメンバーで、朝の連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインの弟役を演じて話題を集めた三山凌輝が、ミュージカル「愛の不時着」でミュージカル初主演を果たす。韓国の財閥令嬢と朝鮮人民軍軍人の国境を超えた愛を描いた本作は、2019年か … 続きを読む
ドラマ2026年4月28日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=木下小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=木下藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。4月26日に放送された第16回「 … 続きを読む
映画2026年4月28日
仮面ライダー生誕55周年記念作『アギトー超能力戦争ー』が4月29日から全国公開される。本作で主要キャストの1人である葵るり子を演じたゆうちゃみに、映画初出演への思いなどを聞いた。 -出演が決まった時の心境は? 「マジ、ドッキリ?」みたい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月25日
内館牧子によるベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化される。出演者は、友近と千葉雄大の二人だけ。登場人物のすべてを、二人が自在に演じ分ける。 物語の主人公は、小さな玩具屋を大企業に育てた元社長の福太郎。老いてなお … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月25日
小手伸也が舞台初主演を務める「俺もそろそろシェイクスピア シリーズ『コテンペスト』」が、6月27日から上演される。公演に先立ち、小手が取材に応じ、本作への思いを語った。 本作は、シェイクスピアの最後の作品「テンペスト」の設定を現代に置き … 続きを読む