「真田丸」主演の堺雅人「船出の時がようやく来た」 「自分たちが面白いと思うものを一生懸命やる」

2015年12月14日 / 16:00

 2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の初回完成試写会が14日、東京都内で行われ、試写会後に主演の堺雅人ほかが会見に応じた。

 本作は、家族で力を合わせて戦乱の世を生き抜いた戦国最後のスーパースター真田信繁(幸村)の物語。

 第1回の「船出」は、1582(天正10)年からスタート。名将・武田信玄の死から9年、武田家は絶体絶命の危機を迎えていた。武田に仕える真田昌幸(草刈正雄)は、上野国にある自らの居城・岩櫃城で織田信長を迎え撃つよう当主の勝頼(平岳大)に進言するが…という内容。

 「船出の時がようやく来たという感じ」と笑顔を見せた堺は、第1話を見た感想を「草刈さんのお芝居に尽きると思う。本当に若々しくて何を考えているのか分からない。でも、時代の波に必死にあらがおうとしているその姿を見て僕(信繁)は育っていくんだな…という思いを新たにしました」と語った。

 若き日の信繁を演じる上での工夫を問われると「若づくりに関して?」と笑いながら「それは、あまり考えてはいないけど、はきはき、生き生きというのは心掛けていました。でも実際に共演の方とお芝居を生でやることが生き生きの秘訣(ひけつ)。あまり自分でああしよう、こうしようとは考えてはいません」と答えた。

 また「これは本当に信濃でなければ起こり得なかった物語」と強調した堺は「どんどん領地を増やしていく右肩上がりの大名の話ではなく、武田の滅亡という終わりから始まっている物語。見方を変えればあまり元気の出るような話ではない。でも、行け行けどんどんのお話でないところが僕はすごく面白いところだと思っていて…」と持論を展開。

 続けて「一つの価値観を誰かに押し付け領土を増やしていくというのももちろん面白いかもしれないけど、迷いながら悩みながらいろんな価値観を共存させて、前に前に進んでいく…。その“だましだましの感覚”みたいなものが僕は『真田丸』の魅力じゃないかと勝手に思っていて、それは個人的に今の日本で一番見たい物語なのではと思っている」と語った。

 13日に最終回を迎えた大河ドラマ「花燃ゆ」の平均視聴率が12パーセントだったことを踏まえて、視聴率の目標を問われた堺は「真田幸村が言ったとされる言葉に『損得を考えない人間が一番怖い』というのがある」と切り出し「もちろんやるからには、皆さんに楽しんでもらいたいという気持ちはあるが、あまり損得ばかりを考えると縮こまった詰まらないドラマになってしまう。なので、自分たちが面白いと思うものを一生懸命やるというのが、われわれにできることではないかと思っております」と言葉に力を込めた。

 なお、この日の会見では、織田信長役を吉田鋼太郎、ナレーションをNHKの有働由美子アナウンサーが務めることが発表された。


芸能ニュースNEWS

高橋文哉、芦田愛菜は「もはや悔しいくらい努力の天才」 細田佳央太「芦田愛菜という俳優に、細田も嫉妬している」

ドラマ2026年10月15日

 新・月10ドラマ「南田南弁護士は天才肌」の制作発表が15日、東京都内で行われ、出演者の芦田愛菜、高橋文哉、細田佳央太、久保史緒里、角田晃広ほかが登場した。  本作は、韓国の人気ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を日本版にリメイク。自閉スペ … 続きを読む

「ポリティカルパン」“雅”河合優実の英会話シーンに反響 「優実ちゃんの流ちょうな英語にほれぼれ」「英語の演技がすごい」

ドラマ2026年10月15日

 石原さとみが主演するドラマ「ポリティカルパン」(フジテレビ系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、架空の国・ニッポニアを舞台に、史上最強の女ルパン・如月弥生(石原)が政界に潜り込み、与党金庫番のエリー … 続きを読む

坂口健太郎主演の「kiDnap GAME」ラストに衝撃の展開 「このゲームの怖さが見えた」「“謎の青年”笠松将と葬儀屋は白か黒か」

ドラマ2026年10月14日

 坂口健太郎が主演する国際共同製作ドラマ「kiDnap GAME」(フジテレビ系)の第2話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、東京・ソウル・台北・シンガポール・バンコク・那覇・マニラのアジア7都市で同時多発的に … 続きを読む

「いろはの恋は時代をかける」「いろは(上白石萌音)と生琉(向井康二)はもちろんだけど、彩葉(上白石二役)と関孝和先生(大森元貴)の交流も見たい」「萌音ちゃんの演技力があってこそ成立するドラマ」

ドラマ2026年10月14日

 「いろはの恋は時代をかける」(TBS系)の第1話が13日に放送された。  本作は、主演・上白石萌音×向井康二(Snow Man)で送る、江戸娘の魂が令和の小学校教師の体にタイムスリップして巻き起こる、300年の時を超えたロマンチックコメデ … 続きを読む

「俺たちの箱根駅伝」“徳重亮”大泉洋は「理想の上司。カッコ良過ぎる」 「初回から胸が熱くなった」「日テレ版の日曜劇場っぽい」

ドラマ2026年10月13日

 大泉洋が主演するドラマ「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、日本の正月の風物詩となった「箱根駅伝」を池井戸潤氏が十余年の歳月をかけて執筆した同名小説が原作。箱根駅伝に … 続きを読む

page top