オダギリジョー、主演作を自画自賛 「今までの自分より美しく見えた」

2015年11月14日 / 16:59

藤田のマネキン人形と対面したオダギリジョー

 映画『FOUJITA』の初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者のオダギリジョー、中谷美紀と小栗康平監督が出席した。

 本作は、1920年代の仏パリで活躍し、40年代に帰国した後は“戦争協力画”を描いて日本美術界の重鎮に上り詰めた画家、藤田嗣治(オダギリ)の半生を描く。

 オダギリは「1年前にパリで1カ月、日本で3カ月近く撮影していたところからもう1年たったのかと思うとあっという間に感じます」と待ちに待った公開初日を喜んだ。

 完成した作品を見て「今までの自分の演じている姿よりも美しく見えました。自分で言うのは変ですが、小栗監督のご指導の下、あそこまで自分の良さを引き出してもらってうれしく思います」と照れながらも自信を持って語った。

 さらに「これまでは“『東京タワー』のオダギリジョー”と言われることが多かったのですが、これからはぜひ“『FOUJITA』のオダギリジョー”という肩書、代表作にしてほしい」とアピールするオダギリに、小栗監督は「いいんですよ、良さは出たんです」と笑顔でうなずいた。

 藤田の5番目の妻・君代を演じた中谷も「オダギリさん、すてきでしたね。自画自賛なさるのもごもっともです。つい見とれてしまいました」と同意し、「5番目の妻ですが、それまでの奥さんに嫉妬心を覚えながら演じておりました」と振り返った。

 また、劇中でも使われた藤田のマネキン人形が登場すると、オダギリは「撮影中は見れず、初めて見たのですが、もう二度とこういう格好はしないでしょうから、マネキンで残るのはうれしい」とまじまじと見つめ、中谷からの「持って帰るんですか?」との問いには「これが家にあったらまずくないですか? 門番にはならないし家もばれる」と苦笑いを浮かべた。

(左から)中谷美紀、オダギリジョー、藤田のマネキン人形、小栗康平監督

(左から)中谷美紀、オダギリジョー、藤田のマネキン人形、小栗康平監督


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top