中谷美紀“バージンクイーン”に共感 「女優として多くのものを犠牲にしてきた」

2015年6月12日 / 18:46

 中谷美紀(左)と神野三鈴

 舞台「メアリー・ステュアート」の開幕直前会見が12日、東京都内で行われ、出演者の中谷美紀と神野三鈴が登壇した。

 本作は、16世紀を舞台にした二人舞台。中谷は、国や宗教に翻弄(ほんろう)されながらも“女”として果敢に生きたとされるスコットランド女王、メアリー・ステュアートを、神野は“国家”と結婚した“バージンクイーン”ことエリザベス1世を演じる。

 初日を明日に控えた心境を問われた神野は「もうどんと来い。まな板の上のコイです」と苦笑い。中谷も「できることなら逃げ出したい…」と緊張感をにじませつつ「それだけ素晴らしい作品に巡り会えたという証し。この緊張をうまく昇華して舞台に立てるよう頑張ります」と気を引き締めた。

 また「どちらにより共感するか?」と尋ねられた中谷は「私はエリザベスのように聡明ではないけど、仕事をする一人の女性という意味ではエリザベスですね」と回答。

 その理由について「仕事するからには、自分の感情だけでは物事を進められないし、いろいろな選択を迫られる局面でかなり我慢を強いられることも多くの女性にはある。私自身もそうやって生きてきたので」と説明した。

 続けて「彼女が国家と結婚したように、私は果たして“演じることと結婚した”のかどうかは分からないけど、まあ多くのものを犠牲にしてきたのかなとは思う」と明かした。

 その一方で中谷は「メアリーを通して感情を爆発させて、普段言えないことを口にするのはとても心地が良い」と語り「今回は神野さんの豊満な胸をもみしだくという暴挙にも出ています」と笑顔で予告した。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」予想外の犯人逮捕、“日下部”加藤シゲアキの求婚に反響 「神鬱回でおもろかった」「切ないプロポーズで苦しい」

ドラマ2025年11月19日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子がラスボス“沙織”新川優愛に宣戦布告 「ヘビーな展開で驚いた」「ボスママはさすがに手強い」

ドラマ2025年11月19日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「分かってきたことと深まる謎とで次回も楽しみ」「とにかく四季ちゃん(宮﨑あおい)がかわいらしい。私も文太(大泉洋)と一緒にドキドキ」

ドラマ2025年11月19日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第5話が、18日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top