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【週末映画コラム】もしこの映画がアカデミー賞の作品賞を得たら…『哀れなるものたち』/孤独なタクシー運転手と難民の少年の交流を描いた『白日青春 生きてこそ』

ほぼ週刊映画コラム2024年1月25日

『哀れなるものたち』(1月26日公開)  世をはかなんだベラ(エマ・ストーン)は、橋上から川に飛び込んで自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって、おなかの中にいた胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。 ・・・続きを読む

【映画コラム】アメリカ映画お得意の告発劇『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』

ほぼ週刊映画コラム2021年12月16日

 「デュポンの工場からの廃棄物で土地が汚染され、190頭もの牛が病死した」。農場主のウィルバー・テナント(ビル・キャンプ)の悲痛な訴えから始まった、米ウエストバージニア州のコミュニティを蝕む環境汚染問題。弁護士のロブ・ビロット(マーク・ラファロ)が10数年にわ・・・続きを読む

【インタビュー】『新聞記者』シム・ウンギョン「松坂さんとの芝居のキャッチボールが楽しかった」松坂桃李「もっとこういう社会派の作品があってもいいのでは」

インタビュー2019年6月25日

 ある日、新聞社に政府の極秘文書が届く。差出人は不明。記者の吉岡エリカは、真相の調査に乗り出すが、その過程で行き当たった一人の政府職員が自殺する。一方、その職員の後輩であり、内閣情報調査室に勤務する杉原拓海は、尊敬する元上司の死に衝撃を受けていた。やがて・・・続きを読む

【映画コラム】広がり続けるマーベルシリーズ『マイティ・ソー バトルロイヤル』

ほぼ週刊映画コラム2017年11月4日

 「アベンジャーズ」の一員でもあるマイティ・ソーが主人公を務めるシリーズ第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』が公開された。  父オーディン(アンソニー・ホプキンス)を失ったソー(クリス・ヘムズワース)の前に、アスガルドの乗っ取りをたくらむ死の女神・・・続きを読む

【映画コラム】 映画の持つ力や良心を信じてみたくなる『スポットライト 世紀のスクープ』

ほぼ週刊映画コラム2016年4月16日

 今年度のアカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』が公開された。  2002年、米ボストン・グローブ紙の特集記事「スポットライト」のチームが、カトリック教会の神父たちによる児童への性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽(いんぺい・・・続きを読む

【映画コラム】日本的なものを隠し味にした『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

ほぼ週刊映画コラム2015年7月4日

 米マーベルコミックのヒーローチームの活躍を描いたシリーズ第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が4日から公開された。  今回は、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)が発明した人工知能ウルトロンが暴走し、人類の抹殺を・・・続きを読む

【映画コラム】音楽が人を幸せにすることを実感させられる『はじまりのうた』

ほぼ週刊映画コラム2015年2月7日

 音楽映画『ONCEダブリンの街角で』(07)のジョン・カーニー監督が、舞台をニューヨークに移し、悩める人々が音楽を通じて運命を切り開く姿を描いた『はじまりのうた』が7日から公開された。  ミュージシャンの恋人に裏切られ、失意のどん底にいるグレタ(キーラ・ナ・・・続きを読む

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