綿矢りさの「夢を与える」初連続ドラマ化  小松菜奈&菊地凛子がW主演

2015年2月19日 / 15:17

 ダブル主演する小松菜奈(左)と菊地凛子

 芥川賞作家・綿矢りさの小説『夢を与える』が5月放送予定のWOWOW土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 夢を与える」として初めて連続ドラマ化され、小松菜奈と菊地凛子がダブル主演することが分かった。

 本ドラマは、娘に夢を託す元モデルの母・阿部幹子(菊地)と、スターの座に上り詰めるもやがて転落していく娘・夕子(小松)による華やかな芸能界を舞台にしたスキャンダラスな物語。

 脚本を読んでの感想を「不思議と私と夕子はちょっと考えが似ているかもと思わされる部分があったりしてとても面白いお話だと思いました」と振り返った小松は、役柄の14歳から18歳までを演じるに当たって「周りの環境や感情的にも微妙なものを抱えている年頃の子を私なりにどう演じていくか、自分でも楽しみです」と意気込んだ。

 菊地は「夢を与える」というタイトルについて「虚構の世界の中だけで鈍く響く言葉のように感じ、また主人公がそれに翻弄(ほんろう)されていくというのはたいへんに見応えのある作品になるのでは」と感じたという。自身の役柄については「大きな子がいる母親役は今回が初めてで、母性はありながらも娘を自分の思いのままにしていこうとする役柄です。彼女の神経質な部分を楽しんで演じています」と役作りを明かした。

 また、小松はダブル主演する菊地の印象を「最初のイメージは、さばさばした人だろうなと思っていました。お会いしてお話しするととても気さくで、さばさばしたところもありつつおちゃめでかわいい方です」と語った。一方、菊地は小松を「真っすぐなお人形のような瞳が印象的で、とても集中力のある方です」と表現していた。

 夕子の幼少時代を谷花音、広告代理店のクリエーティブディレクターをオダギリジョー、夕子が出会うダンサーを真剣佑が演じるほか、太田信吾、永岡佑、陰山泰、濱田龍臣、田中泯、夏帆、浅野和之らが出演する。


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