アルバム『麗人-REIJIN-』の発売記念コンサートが5日、東京都内で行われ、コンサート前に出演者の杜けあき、高嶺ふぶき、稔幸、えまおゆう、姿月あさと、和央ようかほかが取材に応じた。
同アルバムは、元宝塚歌劇団男役トップ、オールスター10人によるJ-POP(男歌)カバー集。“男性ボーカル”によるスタンダード曲という条件の下、参加者それぞれが思い入れのある楽曲を選んだ。
ORIGINAL LOVEの「接吻」を歌った貴城けいは「もともと大好きな曲。気持ちよく歌わせてもらった」と満足げで、「普段も接吻する?」という質問には「そりゃするときもあろうかな!」とちゃめっ気たっぷりに回答。
一方、郷ひろみの「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」を歌ったえまおも、選曲理由について「今までの恋愛経験では片思いが多かったので、思いを込めて歌えるから」と明かし、「ここで告白しちゃうの?」と仲間の笑いを誘った。
また「男性の歌は歌いやすい?」という質問に、最年長の杜は「歌いにくいと思った人はおそらく一人もいない」と代表してコメント。「退団したての人もいれば、私はもう23年たつけど、明日にでもなぜか男役って戻れちゃうみたいな不思議なスポットがある。人のジャンルとして“男役”というのが存在するかのような…」と力説した。
全員が大きくうなずくのを見て、杜は「今回のCD製作で、みんなが今まで役作りのために男性について研究してきたことがすごく役に立ったと思う」と胸を張った。