宮沢りえ、東京国際映画祭で最優秀女優賞を受賞 「監督のおかげで手ごわい役を乗り越えられた」

2014年10月31日 / 19:57

 第27回「東京国際映画祭(TIFF)」のクロージングセレモニーが31日、都内の六本木ヒルズで行われ、吉田大八監督の『紙の月』に主演した宮沢りえが「最優秀女優賞」に選ばれた。

 黒地に白の花柄の着物姿で壇上に上がった宮沢は、両手を頬に当て「いや~、ちょっと震えています」と興奮を隠さず、「おみくじで大吉を引いたときに“やったー”と思う中で、“自分を引き締めなければ”という気持ちが湧くのとちょっと似ています」と率直な心境を語った。

 本作では、契約社員として働く銀行の顧客の金に手を出してしまうヒロイン役を熱演。7年ぶりの主演映画とあって「不安や緊張があった」としつつ、「吉田監督の本当にねばり強く厳しい、でも愛がたくさんこもった演出によって、梅澤梨花というとても手ごわい役を乗り越えられたと思います。この賞を半分にできるなら、半分は吉田監督に“最優秀演出賞”として私から差し上げたい気分です。本当にありがとうございました」と語り、目を輝かせた。

 本作は、「コンペティション部門」に日本代表として出品されたほか、最も観客から支持を受けた作品に贈られる「観客賞」を受賞。これについても宮沢は「(映画が公開される)11月15日を前にとても緊張していますが、これを誇りとしてすてきな公開日となることを願っています」と喜びを語った。

 なお、「最優秀男優賞」は『マイティ・エンジェル』でアルコール依存症の男性を演じたロベルト・ヴィエンツキェヴィチが受賞。米仏合作映画『神様なんかくそくらえ』が本映画祭の最高賞となる「東京グランプリ」に輝き、「最優秀監督賞」も同作のジョシュア・サフディ&ベニー・サフディ兄弟が受賞した。


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