長澤まさみ、三谷幸喜の演出で意識変化 「丁寧な積み重ねで生まれる笑いがある」

2014年10月31日 / 16:09

 (左から)斉藤由貴、長澤まさみ、三谷幸喜氏

 パルコ・プロデュース公演「紫式部ダイアリー」の初日開幕直前会見&公開舞台稽古が31日、東京都内で行われ、出演者の長澤まさみ、斉藤由貴、作・演出の三谷幸喜氏が登壇した。

 本作は“現代”を舞台に、「源氏物語」で一躍注目を集めた若手作家・紫式部(長澤)と、「枕草子」で確固たる地位を築いたベテラン作家の清少納言(斉藤)による女流作家のバトルを描く。

 三谷氏の舞台に初挑戦する長澤は、演出を振り返り「嫌になるぐらい細かかった」と苦笑い。一方で「今までの経験からコメディーは、その場の空気感やノリで生まれるものだと思っていたけど、今回そうではないのだと実感した。そこ(笑い)にたどり着くまでには、演じ手による毎回同じ気持ちの流れがなくてはいけない。その気持ちの流れを丁寧に積み重ねていくことで生まれる笑いがあると感じたし、すごく勉強になった」と充実感を口にした。 

 しみじみと語る長澤に対して、三谷氏は「長澤さんがこんなにちゃんとした言葉で僕を語ってくれたのは初めて」と感激しながらも「稽古場ではいつも僕をぞんざいに扱い、たまに三谷幸喜と呼び捨てにする」と暴露。

 「それが心地良かったりするんですが…」と笑いを誘いながらも「長澤さんはこう見えてとてもパンキッシュな方。それでいてピュアな心を持った方。とっても心が開かれていて裏が無いので僕はやりやすい。これからもっと舞台に立ってほしい」と期待を寄せた。

 舞台は、11月1日~30日、都内、パルコ劇場を皮切りに、名古屋、福岡、大阪、松本、広島で上演予定。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top