宮沢りえ、7年ぶりの主演映画への経緯を語る 「30歳のとき“これじゃいけない”と思った」

2014年10月25日 / 16:44

 映画『紙の月』の記者会見が25日、東京都内で行われ、出演者の宮沢りえ、池松壮亮、吉田大八監督が出席した。

 都内の六本木で開催中の東京国際映画祭「コンペティション」部門に日本代表として名を連ねる本作。自信のほどを聞かれた吉田監督が「競争ですから。負けたくはないです」と語ると、宮沢も「撮影中は妥協なく、本当にこれ以上のことはできないという思いで毎回シーンに挑んだ。その積み重ねで出来上がった映画なので、自信があるといえばあるし、胸を張って皆さんにお届けできる映画になったと思う」と手応えを語った。

 また先日行われたイベントで、本作について「7年ぶりの主演(映画)ということで、今までためておいたものを全て出し切りました」と語った宮沢に、その真意を問う声が上がった。

 宮沢は「30歳で野田秀樹さんの『透明人間の蒸気(ゆげ)』という舞台に携わったとき、あまりの自分の無力さに驚いて“これじゃいけない”と思った。それ以降、できるだけ舞台に心と時間を費やして、40歳になったときにちゃんと舞台に立っていられる役者になりたいという目標を立てた」と振り返った。

 また「30代を舞台中心で過ごした結果、たくさんの発見、学びがあり豊かになれた。40歳になり、これからは舞台と映像とをバランスよくやっていこうと思った。そのタイミングにこの作品のオファーが来た。この7年間で自分が得たものを映像の世界に返そう、放出しようと思った」と説明した。

 映画は11月15日から公開。


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