AKB48、激動の1年半を振り返る 高橋みなみ「悲しくつらいことが多かった」

2014年7月3日 / 20:28

 総監督の高橋みなみをはじめ13人のAKB48メンバーと高橋栄樹監督

 映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』の舞台あいさつ付き前夜祭イベントが3日、東京都内で行われ、AKB48の高橋みなみ、渡辺麻友、柏木由紀、島崎遥香、小嶋陽菜、横山由依、北原里英、木崎ゆりあ、加藤玲奈、岡田奈々、倉持明日香、西野未姫、向井地美音、高橋栄樹監督が出席した。

 本作は高橋監督自らがカメラを担いでAKB48の1年半の活動に密着。大島優子が卒業を発表した昨年の大みそかの「NHK紅白歌合戦」から大組閣祭り、被災地支援活動、国立競技場公演、総選挙、岩手県での握手会襲撃事件、大島の卒業コンサートの舞台裏までを収めた。

 この日は、登壇順にメンバーがコメント。若手メンバーがそれぞれの1年半を振り返る中、高橋は「私たち大人のメンバーが成長するスピードよりも、若い子たちがどんどん早く成長していくので、見ていて楽しいです」としみじみ語った。

 また最後にコメントの順番が回ってきた高橋は「この1年半はAKB48にとってさまざまな出来事がありました。楽しいことよりは、悲しかったりつらいなと思うことの方が多かったのかなと思います」と真剣な表情を浮かべ「(握手会の)事件についても触れています。ドキュメンタリー映画である以上、避けては通れない出来事でした」と振り返った。

 さらに高橋は「つまずいて転んで、立ち上がりたくても立ち上がれないとき、近くにいてくれたのはメンバーであり皆さんでした」とファンに呼び掛け、「どんなに転んでもつまずいても、立ち上がれば次に進むことができる。私もこの作品を見て、あらためて前に進みたいと思いました」と語った。

 映画は7月4日から全国ロードショー。


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