映画『ＭＯＮＳＴＥＲＺ モンスターズ』の初日舞台あいさつが３０日、東京都内で行われ、出演者の藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、落合モトキ、中田秀夫監督が登壇した。
本作は、ひと目見ただけで全ての人間を意のままに操ることのできる“男”（藤原）と、唯一その力の影響を受けない青年・田中終一（山田）による生死を懸けた宿命の対決を描く。
藤原は、初共演の山田について「勉強になる部分がたくさんあって、今振り返っても面白かったです」と語り、晴れやかな笑顔を浮かべた。
一方、山田は「（皆さんは）予告映像の感じだと、緊迫したシーンがずっと続くのではないかと思っているのでは。緊迫したシーンの後に裸の男が出てくる。その後また緊迫したシーンがあって裸の男が出てくる。そんな映画です」と奇妙な説明をした。
「これまでの人生で最大のバトル」を聞かれた藤原は「実生活ではそんなバトルは起きないでしょう。人に言えないこともありますし…」と首を傾げると、山田が「僕もその質問を見たときに、それは言えないだろうと思いました」とフォローした。
また、これまで藤原と山田は本作のＰＲの一環としてさまざまな対決を行ってきた。この日は以前対決した「早口言葉バトル」のリベンジ戦が行われ、山田が勝利を収めた。かみまくった藤原はがっくりとうなだれ、山田も「すごく疲れました」と語ると、会場は笑いに包まれた。