森田剛、「鉈切り丸」東京公演幕開け ダークヒーロー役で「猫背が楽」 

2013年11月7日 / 20:20

森田剛と舞台「鉈切り丸」に出演する成海璃子(左)と生瀬勝久

 舞台“いのうえシェイクスピア”「鉈切り丸」の東京公演公開稽古が7日、東京・東急シアターオーブで行われ、出演する森田剛、成海璃子、生瀬勝久が囲み取材に出席した。

 シェークスピアによる「リチャード三世」を、源氏と平家が天下を二分する戦乱の世を舞台に置き換え、天下を取ろうと悪事の限りを尽くして駆け上がるも一瞬にして転がり落ちていく天涯孤独な男・鉈切り丸(源範頼=森田)を描く。

 10月12日~26日の大阪公演を経て、いよいよ明日から東京公演がスタート。森田は「(衣装の重量は)結構ありますね。でも楽しんでいます。体は疲れていても(公演が)終わった後はすっきりしている自分がいる。すごく楽しいです」と笑顔を見せた。

 顔にあざ、背中にこぶ、片足を引きずる不自由な体のダークヒーローという役どころにも「今は普通に立っている方がつらいぐらい」と語り、「猫背の方が楽だったりします。ちょうどいいところを見つけられたので、このままいけそうです」とすっかり自分のものにしている様子だった。

 巴御前役で今作が舞台初出演の成海は、殺陣にも挑み、「体調を大事にして東京公演も乗り切りたい」と意気込んだ。こちらも重量感のある舞台衣装に、報道陣から「痩せたのでは?」と問われると「体力勝負なので、痩せたかもしれないです」と明かした。

 カンパニーの盛り上げ役は「生瀬さんを筆頭に」という森田に、生瀬が割って入るようにして「剛くんがめげずに力を抜かずにやっているから、みんなも頑張れている。剛くんはシャイですから、みんな剛くんの背中を見ながら頑張ってやっています」と信頼感をのぞかせた。

 大阪公演中に誕生日を迎えたキャストが多かったそうで、森田は「生瀬さんもですが、みんなで食事に行ったり」と、コミュニケーションもしっかり育まれている様子。「剛くんから時計を頂いた」と喜ぶ生瀬に驚きの表情を浮かべた森田は「う、うそです……」と正直に明かし、それでも生瀬が「いえ、頂きました」と笑いを誘うなど、チームワークの良さをうかがわせた。

 舞台は11月8日~30日に同劇場で上演。


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