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松本潤と共に“陽だまりカーペット”を歩いた上野樹里
映画『陽だまりの彼女』の完成披露イベントが29日、東京都内で行われ、出演した松本潤、上野樹里、三木孝浩監督が出席した。
本作は、お互い初恋の相手だった浩介(松本)と真緒(上野)が10年ぶりに再会して再び恋に落ち、真緒の隠し持った“不思議な秘密”が明かされた際に起こる二つの奇跡を描く。
2人はステージからスタートし、約1000人が集まる会場内に敷かれたオレンジ色の“陽だまりカーペット”をぐるりと歩いてステージに再登壇。松本は「ようやく皆さんに映画を見ていただくことができてうれしく思います。5年ぶりの映画出演で頑張って作った作品なので、たくさんの方に見てもらえれば」とあいさつした。
続いて、3年ぶりの映画出演となる上野が「真緒を通して皆さんと時間を共有できること、うれしく思っています」と笑顔であいさつ。松本は「撮影は1~2月の寒い時期ではあったけれど、スタッフの皆さんが温かい空気をつくってくれた。その中で撮影した絵は説得力があるし、楽しんでもらえるはずです」と自信をのぞかせた。
撮影中の三木監督について、松本は「すごくきれいなお気に入りのシーンが撮れると、三木さんがニヤニヤするんです。そのニヤニヤが見たくて一生懸命頑張りました」と原動力を明かした。松本は「ファンタジーの要素がありながら最後は幸せになれるハッピーエンドの作品です。誰かに背中を押してもらいたいときにも見てほしい」とアピール。上野も「見終わった後、心が軽くなって穏やかな気持ちで満たされるような映画だと思います」と紹介した。
劇中の2人が中学の幼なじみなことから、中学時代の思い出を問われた松本は「中1で事務所に入って、歌ったり踊ったりするのが楽しかった。ファッションや音楽など知らなかった世界に触れ始めた時期で新鮮でした」としみじみ。「中学時代は小さくて、150センチぐらいしかなかった。中学2年生で10歳の役をやっていたような少年だったので、甘酸っぱい思い出はなかったです。浩介と真緒がうらやましい」とポツリ。三木監督も「そんな(出会い)ないもん」とぶっちゃけ、松本は「(映画では)想像でつくりました」と笑わせた。
またこの日は三木監督の誕生日で、翌30日は松本の30歳の誕生日。松本が「20代最後の日ですよ」と笑うと、人生の節目を控えた貴重な1日を松本と共有できたファンの興奮は最高潮に達し、大歓声が巻き起こった。「おめでとう!」とファンからたくさんの祝福を受けた松本も「こうやって直接お会いできてうれしいです」と笑顔で客席に手を振っていた。
映画は10月12日から全国東宝系でロードショー。
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