M・フォックス、T・L・ジョーンズらが来日  『終戦のエンペラー』記者会見

2013年7月18日 / 13:16

 (左から)桃井かおり、西田敏行、トミー・リー・ジョーンズ、マシュー・フォックス、初音映莉子、ピーター・ウェーバー監督

 映画『終戦のエンペラー』の記者会見が18日、東京都内で行われ、出演者のマシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行、桃井かおり、ピーター・ウェーバー監督が登壇した。

 本作は、終戦直後の日本を舞台にした歴史サスペンス。GHQの最高責任者であるマッカーサー元帥から極秘調査を命じられたフェラーズ准将の姿を中心に描く。

 フェラーズを演じたフォックスは「脚本を読んで感動した。フェラーズの行動を通して、知らなかった史実を知り、とても勉強になった。仕事をしながらこうしてさまざまなことを学べることに喜びを感じる」と語った。

 マッカーサーを演じたジョーンズは「自分はマッカーサーとは似ても似つかないと思ったが、サングラスを掛けてコーンパイプをくわえたら何とかなるかなと。マッカーサーとフェラーズがどのようにして日本を救ったのかが分かって興味深かった」とコメント。

 一方、フェラーズと恋仲になるアヤを演じた初音は「今日車の中から東京の町並みを見て、日本を愛したフェラーズさんが見たらどう感じるだろうかと思った」と語り、アヤの叔父の鹿島大将を演じた西田は「ほとんどが英語のセリフだったので雑談をする余裕もなかった」と苦労を明かしたが「アメリカ人が書いた脚本なのに日本人の心をきちんと描いている。特に厚木の飛行場に降り立つ直前のマッカーサーの不安な心情が心に残った」と映画への思いを語った。

 映画は7月27日から全国ロードショー。


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