西田敏行が三國さんの思い出を語る 「とんでもない球を投げてくるときもあった」

2013年4月24日 / 16:30

 「『飢餓海峡』の三國さんを見て役者を志した」と語った西田敏行

 映画『終戦のエンペラー』の記者会見が24日、東京都内で行われ、会見後、西田敏行が先日亡くなった三國連太郎さんについて語った。

 1988年から2009年まで全22作品が作られた『釣りバカ日誌』シリーズでスーさん、ハマちゃんとして三國さんとコンビを組んだ西田は「『釣りバカ日誌』は三國さんの存在がなければあり得ないシリーズ」とし、「『飢餓海峡』の三國さんを見て役者を志した。俳優としての哲学の全てで影響を受けた」と語った。

 また「三國さんは、なれ合いにならないようにと映画の撮影以外は会うことをしない人なので、最近はお会いしていなかった」と明かし「俳優としての三國連太郎といつも対峙(たいじ)していた。いつも新たなチャレンジをされて、とんでもない球を投げてくるときもあった。『釣りバカ~』でも三國さん自身は釣りを楽しむことなく、“釣り好きなスーさん”を演じることを楽しんでいた」と懐かしみながら故人をしのんだ。


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