古田新太「宮沢りえは日本最後のアングラ女優」 宮沢「全身アングラに染まりたい」

2013年7月5日 / 15:22

 舞台への意気込みを語った(左から)蜷川幸雄氏、宮沢りえ、古田新太、小出恵介

 舞台「盲導犬―澁澤龍彦「犬狼都市」より―」のフォトコールが5日、東京都内で行われ、出演者の古田新太、宮沢りえ、小出恵介、演出の蜷川幸雄氏が取材に応じた。

 本作は、唐十郎氏が書き下ろし、1973年に初演された。蜷川氏は「アンダーグラウンドの魅力ってあるんです。ドロドロしているけど美しい、セクシーで清潔」とニヤリと笑い「70年代の人って、お客さまをびっくりさせる詩的な言語での仕掛けがいろいろあって、今の若い方(の作品)より派手な演劇が見られると思う」と自信をのぞかせた。古田も「今の若造というか、若いお芝居が好きな人に60、70年代の演劇の姿を体感してほしい」とアピールした。

 宮沢は「初日はいつもドキドキするけど、ドキドキに加えてざわざわして興奮が高まっています。明日から、全身アングラな世界に染まりたいと思います」と意気込みを語り、「古田さんから日本最後のアングラ女優ってお褒めの言葉を頂いたので、恥じないよう狂気と愛と切なさを吐き出していきたい」とほほ笑んだ。

 一方、小出は「古田さんからリポートを出されて“良”を取れと。良を取りにいきます」と気合たっぷりに語ったが、古田は「今のところ“可”です」とバッサリ。蜷川からも「さっきも、ダメなところがまだ直ってなかった」と突っ込まれ「みんな言うことが違うんですよね。どうしたらいいんですかね。頑張ります」と困惑した表情を浮かべた。

 舞台は6日~28日に都内のBunkamuraシアターコクーン、8月3日~11日に大阪、シアターBRAVA!で上演。


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