橋田壽賀子16年ぶりの新作連ドラ 7月スタート、舘&浅野が8年ぶり共演

2013年5月31日 / 15:04

 TBSは30日、7月から橋田壽賀子脚本のドラマ「なるようになるさ。」を放送すると発表した。

 橋田の新作となる連続ドラマは「番茶も出花」(TBS系、1997年10月~98年3月)以来16年ぶり。主演は舘ひろしで、浅野温子がその妻として出演。2人の共演は映画『まだまだあぶない刑事』以来8年ぶりとなる。

 橋田が今回描くのは、現代の家族のあり方を問うホームドラマだ。定年を間近に控えた会社役員・長島大悟(舘)だが、妻の綾(浅野)が、長年の夢だった“自宅レストラン”を始めてみたいと告白したことから物語は展開。店員として集まった訳ありの若者たちとの人間模様を、コメディータッチで描く。

 舘は「オンコ(浅野)とは久しぶりというブランクは全然感じていません。ちょっとかみ合わない部分もありますが(笑)、一緒にいるとなぜかハイテンションになってしまい、力が沸いてきます」と、一方の浅野も「橋田先生にはたっちん(舘)と夫婦にしていただいたことを感謝しています。たっちんがハイテンションで現場の空気をつくってくださるので、楽な気分で撮影に入れると思います」とお互いに期待を寄せた。

 共演は志田未来、関ジャニ∞の安田章大、紺野まひる、そして泉ピン子も出演。橋田作品に初出演の安田は「正直、今もビックリしている最中です。『そんな中に僕!?』って感じです」と驚きを隠せない様子。紺野も「先生の台本を初めて手にして、緊張とうれしさでドキドキしています」とコメント。

 一方、橋田作品は2回目となる志田は「うれしく思うのと同時に、成長した姿を見せたいというプレッシャーも感じています」と語り、さらに長年橋田作品と向き合ってきたという泉は「初めて先生の作品にご出演なさる方はセリフの多さに戸惑うとは思いますが、ドラマのテーマ通り家族だと思って一緒に乗り切りたいと思います」と意気込みを見せた。

 本作はTBS系で7月スタート、毎週金曜放送。


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