「SHOGUN 将軍」ジャパンプレミア  真田広之「東西の壁を乗り越えて一丸となって作ったことがこの作品のメッセージ」

2024年2月20日 / 14:49

(左から)西岡徳馬、平岳大、二階堂ふみ、コズモ・ジャービス、真田広之、アンナ・サワイ、エグゼクティブプロデューサーのレイチェル・コンドウ、ジャスティン・マークス、ミカエラ・クラベル

 米ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」のジャパンプレミア試写会が19日、東京都内で行われ、主演とプロデューサーを務めた真田広之、コズモ・ジャービス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、二階堂ふみほかが登壇した。

 本作は、徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされたジェームズ・クラベルの小説をドラマ化。戦国一の武将・虎永と、その家臣となった英国人航海士のブラックソーン(後の按針)、2人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン鞠子が繰り広げる壮大な叙事詩。2月27日からディズニープラスの「スター」で独占配信される。

 真田は「長い旅路の果てにようやく日本の観客の皆さまにお披露目できる日が来たことをうれしく思います。ここにいる、そしてここにいない多くのスタッフやキャストの情熱の結晶を見ていただける日がきてうれしいです」とあいさつ。

 ジャービスは「コミュニケーションのバリアーなどいろいろと挑戦や苦労はありましたが、逆にそれはブラックソーンの物語や彼への道のりに近いことでもあったので、役に立ちました。そういう形にしていくことで、本格的なリアルさが得られましたし、真田さんとは目だけでコミュニケーションを取っていました。お互いのことを知るに連れてコミュニケーションも深まっていきました。何かあればそこにいてくださいましたし、仕事に対する姿勢を、真田さんの背中を見ながら見習いたくなりました」と語った。

 サワイは「全て重要なシーンなので一つ選ぶのは難しいのですが…。鞠子のある決断で分岐点になるシーンがあるのですが、そのシーンを演じている時に本気でやり過ぎて長刀が半分に折れたり、歯がちょっとかけたりというのはありました」と笑顔で明かした。

 また、西岡や平が、撮影現場でハリウッドと日本の架け橋となった真田の存在がいかに大きかったかを振り返り、真田のスピリットに感動したことを伝えた。

 真田は「この役を引き受けようとなったときに、なぜ今この役を演じるのか、モデルである家康公が戦乱の世をようやく終わらせ、長きにわたる平和を築きました。そのことはまさにこの時代だからこそ求められているヒーロー像なんじゃないかという思いで飛び込んだんです」と明かした。

 最後に、「勇気を持って日本から海外の作品へ飛びこんでいただいたキャスト、そして時代劇のスペシャリストのクルーたちの才能をいかに最大限引き出すかが自分の仕事だと思って現場で戦ってきました。東西の壁を乗り越えて一丸となって作ったこと自体がこの作品のメッセージだと思いますし、ストーリーとメーキング、両方をくみ取っていただけるとうれしいなと思います。見どころは、全シーン全カットだと言いたいです。全てのエピソードが宝物です」と語った。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top