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菅野美穂が主演のドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系)の最終話が、14日に放送された。
本作は主婦の伊沢ゆりあ(菅野)が、突然現れた夫・吾良(田中哲司)の彼氏・箭内稟久(鈴鹿央士)や愛人らしき女性・小山田みちる(松岡茉優)とその子どもを家に招き入れて共同で夫の介護生活を送る奇妙なヒューマンドラマ。原作は、「手塚治虫文化賞」で大賞を受賞した入江喜和氏の同名漫画。
伴優弥(木戸大聖)の幸せのために苦渋の決断を下したゆりあは、病院で優弥の連絡先を削除する。そして乳がん検査の結果、リンパ節への転移は見つからなかったが、ゆりあは優弥を忘れるため医師に「全摘でお願いします」と願い出る。
一方、伊沢家で同居生活を送ってきた吾良と姑・節子(三田佳子)、みちるとその娘たちは、病気になったゆりあを全面サポートし、これまでの恩返しをしようと結束する。
しかし、その夜、姿を消していた稟久が突然、伊沢家に現れて吾良を動けないように縛り上げる。さらに稟久は、ゆりあにナイフを向けて2人は乱闘になる。その様子を見た吾郎は「幸せだったよ」と稟久に愛の告白をする。
その後、ゆりあは優弥に再会すると、本心を伝えて治療のためしばらく会えないと話す。後日、ゆりあが治療を終えて帰宅すると、伊沢家に戻っていた稟久は、実家の旅館を継ぐと話す。
その後、ゆりあとみちるは、伊沢家でカフェをやるため1階を改装したいと節子に願い出る。話を聞いた節子は、「使ってほしい」と言ってゆりあに貯金通帳を渡す。そしてゆりあは、庭の手入れをするために、便利屋を探し始めるがあえて優弥の便利屋ではなく、別の便利屋に依頼をする。
放送終了後、SNS上には「一言でいうと『運命の赤い糸は必ずしも一本ではない』という作品。男性には成し得ない人間関係形成力、維持力、修復力に感動。斬新でした」「結末を誰と誰がくっつきましたとか描かずにあえてフワッとさせるセンスの良さ。多幸感で満たされる、これこそが“余韻” 」「作品の本質はゆりあが言う『赤い糸は1人とだけつながっているわけじゃない』につながっていて見事に伏線回収」などの声が投稿された。
また、このほか「ドラマが名作。演技も脚本もいい、私のドラマランキングトップ10入り」「優弥の作業着の背中に刺しゅうされていたのが良かった」「(節子のせりふ)『夫婦っていう肩書きの親友』、 すてきな言葉」といった声も寄せられた。
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