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「PICU」“武四郎”吉沢亮と“南”大竹しのぶが涙の対話 「展開がつら過ぎて胸が痛い」「夕食のシーンがすごくて放心状態」

「PICU 小児集中治療室」(C)フジテレビ

 吉沢亮が主演するドラマ「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系)の第9話が、5日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 “しこちゃん先生”こと武四郎(吉沢)は、膵臓(すいぞう)がんの治療を拒否している母・南(大竹しのぶ)に、「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を」と言って頭を下げ、東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。

 羽田空港に降り立った武四郎と南は、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)から紹介してもらった、東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)の下を訪れる。

 そこで、南は幾つかの検査を受け、武四郎は、原口医師から検査の結果を聞かされる。 

 その後、宿泊先の旅館での夕食時に、武四郎は南に「俺のためでも治療できない?」と改めて問い掛ける。

 すると南は、がんで亡くなった夫の治療の様子を見てきたことが、治療を受けない理由であると明かし、「お母さんはね、病院じゃなくて、あの家で武四郎のことを頭に焼きつけながら逝きたい。いつも通りに」と告げる。

 武四郎は「勝手過ぎるよ」と嘆くが、南は「わがまま言ってごめんね。でも、自分の死に方は自分で決めたい」と思いを伝える。その後、札幌に戻って1週間もたたないうちに南は亡くなる。

 放送終了後、SNS上には、「しこちゃん先生…展開があまりにもつら過ぎて胸が痛い。涙が止まらない」「ボロ泣きした。2人の夕食のシーンがすごくて放心状態」「あふれ出す言葉と、頬を伝う涙から、母の深い愛を感じて胸が締めつけられた」「『愛してる』『大好きだよ』と言い合うところで大号泣。2人が最後に素直になれてよかった」「つらくても、ちゃんと母の死の尊厳を守れた武四郎は立派だった」などの反響が寄せられた。

「PICU 小児集中治療室」 (C)フジテレビ

 

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