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「競争の番人」“小勝負”坂口健太郎が“藤堂”小日向文世と対決 「ダイロクのみんなの優しさにジーン」

「競争の番人」(C)フジテレビ

 坂口健太郎と杏がW主演するドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)の第9話が、5日に放送された。

 本作は“公正取引委員会”を舞台に、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)がバディを組み、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、談合やカルテルなどの不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す様子を描く。

 東京都発注の土木工事の談合疑惑で「ラクター建設」などへの立ち入り検査を行う予定だった公正取引委員会第一審査だったが、急遽中止になってしまう。

 しかし、公正取引委員会・第六審査、通称ダイロクで働く小勝負は、父・誠(高橋努)の死の延長線上にある談合疑惑の独自調査を進めていた。

 そんな小勝負を、第六審査長の本庄聡子(寺島しのぶ)は止めようとする。しかし、小勝負は、自分が談合の黒幕だと考えている、国土交通省・事務次官の藤堂清正(小日向文世)と本庄とのつながりを疑っているので、耳を貸さない。

 そんな中、小勝負は「談合の件で」と国交省の者と名乗る人物に電話で呼び出される。待ち合わせ場所に行った小勝負は、そこで刃物を持った人物に襲われる。すると、小勝負を身をていしてかばった本庄が刺されてしまう。

 この件で、小勝負が独自に調査をしたことが明らかになり、謹慎処分となる。また、殺人未遂事件として警察が動き出したため、公正取引委員会は談合について、警察の捜査が済むまで調査できなくなった。

 しかし、小勝負は、本庄の所持品から手帳と怪しげな鍵を見つけ、さらに調査を進めていく。

 放送終了後、SNS上には、「熱くなってる小勝負くん、危ないから単独行動はしないでと心配した」「お父さんが亡くなってから、ずっと一人で戦ってきたんだよね、小勝負くん。つらそうな顔を見ると泣きそうになる」「藤堂、手強いなぁ。小日向さん、こういう淡々としたヒール役ハマる」といった感想が集まった。

 また、「ダイロクのみんなの優しさにジーンときた。藤堂を捕まえてほしい」「ダイロクがみんなでワチャワチャして、チームで戦っているのもよかった」といった声も寄せられた。

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