伊藤健太郎、主演作公開で「自分の第2章の始まり」 阪本順治監督に「どん底からすくい上げていただいた」

2022年6月4日 / 06:10

伊藤健太郎(左)と阪本順治監督 (C)エンタメOVO

 映画『冬薔薇(ふゆそうび)』初日舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、主演の伊藤健太郎と阪本順治監督が登壇した。

 本作は、阪本監督が、伊藤のために書き下ろしたオリジナル作品。心の欠損を抱えた“寄る辺なき者たち”が織りなす人間ドラマを描く。

 2年ぶりの出演映画が公開となった伊藤は、盛大な拍手に迎えられると、「昨夜からドキドキしていました。皆さんのもとにどう届くのか、また、初日ってこんなにもいとおしいものなんだなって、改めて感じました」と感無量の面持ちであいさつした。

 イベントの終盤には、伊藤が阪本監督にバラの花束を手渡し、手紙を読み上げるサプライズも。伊藤は「改めていうのも恥ずかしいのですが、本当にこの映画で監督にどん底からすくい上げていただきました」と思いを伝えた。

 続けて、「この『冬薔薇』は僕にとって自分の第2章の始まりだと思っています。阪本監督と出会い、この先もずっと役者として生きていくのだと、そして芝居が大好きだと改めて強く思いました。阪本組に自分を招き入れてくださり、本当にありがとうございました。あっ、次はボクシング映画でご一緒したいです」と笑顔で締めくくった。

 阪本監督は「ちょっとやばいですね…」と瞳を潤ませながら、「感謝された感じですが、伊藤健太郎という人と仕事をするということがなければ、このような脚本を、恐らく一生書いていないので、そういった意味では、僕にそういう物語をつづらせてくれた伊藤くんに感謝です」と語り、「バラ返します」と、まさかの“プレゼント返し”を行った。

 伊藤も涙目になりながら、「うれしいです。監督と出会わなければ、素晴らしい作品、共演者の方々にも出会うことはなかった。いつも思うのですが、なんで自分、こんなにも人に恵まれているんだろうなって」としみじみ語りながら、「この先、もっといいものを届けていくことが自分の使命だと思っています」と言葉に力を込めた。


芸能ニュースNEWS

「コーチ」「益山班にパワーアップして帰っきてほしい」「いやー、唐沢寿明やっぱすげえわ」

ドラマ2025年12月13日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第9話(最終話)が、12日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」優奈の夫“明彦”内藤秀一郎の裏切りが判明 「沙織がヤバ過ぎる」「田中笑太郎くんが出てきてびっくり」

ドラマ2025年12月10日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」最終話 “勝男”竹内涼真と“鮎美”夏帆の結末に反響 「勝男ロス過ぎる」「スペシャルドラマに期待」

ドラマ2025年12月10日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の最終話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top