世良公則「カムカムエヴリバディ」で柳沢定一役 「僕の10代の頃を追体験しているようです」

2021年12月8日 / 09:04

柳沢定一役の世良公則 (C)NHK

 上白石萌音が初代ヒロインの安子を演じるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。安子が夫の稔(松村北斗)を通じて交流するようになった、ジャズ喫茶を営む柳沢定一役の世良公則からインタビューコメントが届いた。

 定一は、ジャズをこよなく愛するマスターで、海外の珍しいレコードを数多く集めている。

 「梅ちゃん先生」(12)以来、今回で3作目の“朝ドラ”出演となる世良。役柄の印象を問われると、「僕はミュージシャンなので、これまで音楽に関わるような役柄は意識的に受けないようにしていました。どうしてもプロのミュージシャンである世良公則の部分が出てしまい、それが芝居をする上では邪魔となるので、ずっとお断りをしてきたんです」と告白。

 「ですが、『カムカムエヴリバディ』は戦争という時代の中で、英語や西洋の音楽など、時代的には相いれないものを題材にしていると聞き、とても興味を持ちました」と明かす。

 続けて、「柳沢定一という男は、戦時下でも敵国音楽であるジャズを愛した人間。クラシック音楽とは違う西洋の音楽、特にアメリカの音楽に憧れるファーストコンタクトの世代です。僕自身も西洋の音楽に憧れて楽器を手にして、バンドを組んでいるので、僕の10代の頃を追体験しているようです。そういった意味では共通点はあります」と語った。

 ヒロイン演じる上白石については、「撮影中でもカメラの回っていないところでもりんとしています。力んでいるところもなくて、笑顔で柔らかく接してくださいます。朝ドラのヒロインは過酷なスケジュールですから、ともすれば休みたいだろうなと思うのですが、いつもちゃんと僕らの雑談に付き合ってくれていますから、とても優しくて強い人なんだろうなと思います」と印象を語った。

 


芸能ニュースNEWS

「ザ・ロイヤルファミリー」「ドラマは続くけど山王耕造(佐藤浩市)ロスが大き過ぎる」「これはそれぞれの継承の物語なんだね」

ドラマ2025年11月24日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第7話が、23日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“眞希”恒松祐里がついに警察と接触 “巧巳”橋本将生は「完全に闇堕ちしてる」「怖くて心配」

ドラマ2025年11月24日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第8話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」“黒服2人の逃走犯”は「カンタロー!? 今國!?」 「トヨは犯人側のはず」「ターボーが一番怪しい」

ドラマ2025年11月24日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第7話が、22日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、かつて鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

Willfriends

page top