大泉洋「監督が褒めないから皆不安になる」 門脇麦「大泉さんといるときだけ監督は楽しそう」

2021年12月8日 / 07:35

(左から)土屋伸之、門脇麦、柳楽優弥、大泉洋、鈴木保奈美、監督・脚本の劇団ひとり (C)エンタメOVO

 Netflix映画『浅草キッド』配信記念イベントが7日、東京都内で行われ、出演者の柳楽優弥、大泉洋、門脇麦、土屋伸之(ナイツ)、鈴木保奈美、監督・脚本の劇団ひとりが登壇した。

 本作は、若き日のビートたけし(柳楽)の姿と、その師匠・深見千三郎(大泉)との日々を描く。

 大泉は、劇団ひとりが監督した映画『青天の霹靂』(14)にも主演した。その人柄について、「大変人見知りな方で、友達も多くない。撮影現場でも僕がいるときだけはちょっと楽しそう。現場では僕しかしゃべる相手がいない」と明かして笑わせた。

 劇中で歌声を披露した門脇は「監督が練習を見に来てくれたけど、本当に表情が出づらい方で、大丈夫かなとずっと気になっていた」と告白。

 劇団ひとりは「門脇さんはすごい努力家ですよ」と語るも、門脇は「そんなふうに思ってくださっているとは…。大泉さんといるときだけ監督は楽しそうで」と不安だったことを明かした。

 柳楽は「監督にはいまだに褒めてもらっていない。撮影中、大泉さんといるときは本当に楽しそうだから、余計に僕のときはつまらないのかなと気になっちゃって」と吐露。

 大泉から「褒めないから、みんな不安になるんですよ」と指摘された劇団ひとりは「すごい陰では褒めていたんだよ」と釈明しつつも、「『もうちょっと褒めろ』って言われました」と反省しきりだった。

 そんな劇団ひとりが、最後は「皆だって俺のこと1回も褒めていない。『いい演出でしたね』と言われていない」と愚痴をこぼすと、大泉が「俺たちが褒めなかったから、褒めてくれなかったんだ」と返した。

 最後に大泉は「この人を褒めるのは本当に悔しくて仕方ないのですが、劇団ひとりの才能があふれ倒している作品です」とアピールした。

 映画は12月9日から全世界独占配信。


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