柄本明と笹野高史“戦友”との共演に涙 「生きている感じがする」

2021年10月21日 / 19:33

(左から)ラサール石井、笹野高史、柄本明、花總まり、佐藤B作

 舞台「本日も休診」制作発表が21日、東京都内で行われ、出演者の柄本明、花總まり、佐藤B作、笹野高史、演出のラサール石井が登壇した。

 本作は、実在した医師・見川鯛山による人気エッセー『田舎医者』シリーズを下敷きにして書き下ろされた新作舞台。昭和40年代の栃木県・那須高原を舞台に、個性豊かな登場人物たちの交流を描く。

 演出の石井は「同窓会のようなメンバーで、一人一人が座長級の中、花總さんが一輪のかれんな花のようです。その周りでおじいさんたちが頑張っている。『白雪姫と七人のこびと』のような感じです」と冗談を交えて会場を笑わせた。

 主人公の鯛山を演じる柄本は「古い戦友たちと同窓会みたいな形で、楽しく稽古をさせていただいています」とあいさつ。

 芝居を始めた当初からの“仲間”だったという笹野や佐藤と、改めて同じステージに立つことについて聞かれると、「舞台上で目を合わせてせりふを言ったら、泣いちゃうかもしれない」と感極まった様子で話した。

 これを聞いていた笹野は、涙で声を詰まらせながら「年を取って涙もろくなって…。泣けちゃいます。全く同じ気持ちです。一緒に稽古場に立っていられるのがありがたい。生きている感じがする。いろいろな方のおかげで、幸せな安堵(あんど)感が味わえる稽古場で…」と思いを語った。

 また、柄本が演じる鯛山の妻・テル子を演じる花總は「まだまだ自分は力不足なので、柄本さんの邪魔にならないように頑張りたいと思います。役柄的には鯛山を包み込むような、見守る役なので、ひそかにそういう心積もりで、稽古場でも柄本さんを見つけていけたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

 舞台は、11月12日~28日、都内・明治座で上演。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」予想外の犯人逮捕、“日下部”加藤シゲアキの求婚に反響 「神鬱回でおもろかった」「切ないプロポーズで苦しい」

ドラマ2025年11月19日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子がラスボス“沙織”新川優愛に宣戦布告 「ヘビーな展開で驚いた」「ボスママはさすがに手強い」

ドラマ2025年11月19日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「分かってきたことと深まる謎とで次回も楽しみ」「とにかく四季ちゃん(宮﨑あおい)がかわいらしい。私も文太(大泉洋)と一緒にドキドキ」

ドラマ2025年11月19日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第5話が、18日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

「じゃあつく」食事会で“鮎美”夏帆をかばう“勝男”竹内涼真に感動 「100点満点」「竹内涼真の真っすぐな目に心を打たれた」

ドラマ2025年11月19日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top