映画『そして、バトンは渡された』学生限定サプライズ登壇試写会イベントが20日、東京都内で行われ、主演の永野芽郁が登場した。
本作は、4回名字が変わった優子(永野)が、親が命を懸けてついたうそを知り、想像を超える愛に気付く感動作。
この日は、優子の義父役の田中圭からのビデオメッセージが流され、続けて永野がサプライズで登壇した。
会場が大騒ぎになる中、永野は「私、実は一緒に試写を見ていたんですよ。すすり泣いている声も聞こえたりして。久しぶりに皆さんの声が直接聞けた気がして、なんだかすごくうれしい気持ちです」と笑顔を見せた。
永野は、初共演した田中について、「今だから話せるエピソード」を尋ねられると、「とにかく寝癖がひどい。あとは意外とおっちょこちょい。おちゃめ。あれだけ格好良くて、何でもできて、女性なんて、特に『田中圭大好き』みたいな感じじゃないですか。なのに『オレオレ』ってしてないし、ふざけてよく分からないうそを言ってくるし。突っ込みづらいけど、人を和ませる力がすごくある方だなと思います」と語った。
また、学生からの質問を受けるコーナーで「学生時代にやっていてよかったこと」を聞かれた永野は「大人の人たちから『勉強は絶対にしといた方がいい』と言われて『面倒くさい』と思っていたんです。でも、いざ自分が社会人になると、強制的にいすに座って勉強できる時間は貴重だったんだなって」としみじみ語った。
続けて、「もうちょい早く気付けばよかった。なので、授業の半分ぐらいは聞いて勉強してほしい。全部聞かなきゃと考えると大変だから、半分を目標に過ごしてください」と学生たちにアドバイスをした。
映画は10月29日から公開。