映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』バーチャルイベントが27日、東京都内で行われ、前田敦子と片岡愛之助が登壇した。
本作は、ジェームズ・ボンドの活躍を描く「007」シリーズ25作目。この日は、ボンド役のダニエル・クレイグの他、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドンと東京を中継でつなぎ、ファン代表として愛之助と前田がインタビューを実施した。
前田は、クレイグに「今回、ダニエルさんがジェームズ・ボンドを演じるのは最後と聞いてますが、本当にラストになってしまうのでしょうか」と質問。
クレイグは「本当に最後です。寂しさ、甘酸っぱい思いもありますが、十分やり切ったと思っています。私は次の挑戦に向けて動き出します。(シリーズは)次のボンドに託すという意味で、また続いていくと思います」と答えた。
これを聞いた前田が「私は、ダニエルさんのボンドが大好きです」と告白すると、クレイグは「ありがとうございます」と日本語で答えて笑顔を見せた。
愛之助は、ボンドの敵役を演じたマレックに「撮影中のユニークなエピソードはありますか?」と質問。
マレックは「皆でアイデアを出し合いながらシーンを作っていく現場だったのですが、ある日、思っていた以上に最高のシーンが出来上がりました。そのとき、あまりのうれしさに、ここにいるに3人とハグをしたんですが、勢いあまって唇が滑ってキスもしちゃった。これは内緒だけど」とおちゃめに語った。
中継終了後、改めて感想を問われた愛之助は「夢のようです。ただただファンの1人として、ぼうぜんとしながら見ていました」とコメント。前田も「分かります。なんだかボ~っとしちゃいました」と大興奮の様子だった。
映画は10月1日から公開。