山田洋次監督、北川景子は「映していてうっとりするぐらいだった」 「一番きれいなカットだとひそかに自負している」

2021年6月28日 / 19:51

(前列左から)山田洋次監督、菅田将暉、永野芽郁、宮本信子、(後列左から)前田旺志郎、寺島しのぶ、北川景子、野田洋次郎

 映画『キネマの神様』完成披露試写会が28日、東京都内で行われ、出演者の菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ、前田旺志郎、宮本信子と山田洋次監督が登壇した。

 本作は“映画の神様”を信じ続けた男とその家族に起きた奇跡を描く。

 映画の内容にちなみ、「撮影中に感じた奇跡」を尋ねられたキャストたち。昭和の銀幕スター・園子を演じた北川は「この映画の撮影中にちょうど子どもを授かっていて…」と語った。

 続けて、「まだ皆さんには報告していない時期でしたが、監督に一番にお伝えしたときに、『いいお母さんになってください』『子どもを持つという経験が、女優業をやっていく上で、また糧となって成長できるでしょうから、次のステップに行っても頑張ってくださいね』と言っていただいた。それが本当にうれしくて涙が出て…」とエピソードを語った。

 山田監督の激励を受け、「皆さんの足を引っ張らないように頑張ろうと、より一層強く思いました」と北川。

 また、「(昔の)撮影所にも、役者としてだけでなく、人として“女優の人生”のことを考えてくださる監督もきっといたんだろうな…と、ふとタイムトリップした感覚に陥りました」と振り返った。

 そんな北川について、山田監督は「本当にきれいな人で、映していてうっとりするぐらいだった」と絶賛。

 「あるワンカットでは、彼女がたくさん出てきた映画やドラマの中でも、多分一番きれいなカットだとひそかに自負しています」と明かした。

 北川が「どれですか?」と尋ねると、山田監督は「それはちょっと言えないけれど…」とにっこり。北川は「(心当たりは)ないです。後で、ちょっとこっそり粘って聞いてみます」と語った。

 映画は8月6日から公開。


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top