オダギリジョー、池松壮亮は「日本映画を引っ張っていく逸材」 池松「オダギリさんは、本当にもう“天使”です」

2021年6月23日 / 07:46

(左から)石井裕也監督、池松壮亮、オダギリジョー、佐藤凌

 映画『アジアの天使』プレミア上映会が22日、東京都内で行われ、出演者の池松壮亮、オダギリジョー、石井裕也監督ほかが登壇。韓国人キャストのチェ・ヒソ、キム・ミンジェもリモートで参加した。

 本作は、『舟を編む』(13)の石井監督がオール韓国ロケで製作した人間ドラマ。妻を病気で亡くした剛(池松)は、一人息子を連れて兄の透(オダギリ)が住む韓国に渡るが、早々に事業に失敗する。そんな中、偶然出会った韓国の三兄妹と心を通わせていく様子を描く。

 これまでも数々の作品で石井監督とタッグを組んできた池松。本作の脚本を初めて読んだときは「非常に感動した」といい、「僕が受け取ったのはコロナ以前だったのですが、当時、国と国との関係もあまりよくなくて。とにかく、どんなオファーが来ても、これをなんとか成立させなければと思いました」と振り返った。

 池松と「ちゃんと芝居を交わすのはこれが初めて」というオダギリは、共演の感想を聞かれると「それはもうすてきでした。作品に対する誠意が感じられる役者って少ないんですよ。でも、それを現場の池松くんの居方から感じ取ることができた。とても貴重な俳優だし、日本映画を引っ張っていく逸材だと思います」と語った。

 池松は「オダギリさんには、数え切れないほど助けてもらった。役柄とも相まって、本当に笑わせてもらったし、現場でもたくさんのピンチがあったのですが、そのたびに助けてくれて、本当にもう“天使”です」と感謝を述べた。

 ヒロインを演じたヒソも「池松さんは目力がすごく強い。目を見詰めるだけでいろんな感情を感じることができて、素晴らしい経験となった。またぜひ共演したいです」と笑顔で話した。

 映画は7月2日から公開。


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