エンターテインメント・ウェブマガジン
夫婦役を演じた永作博美(左)と井浦新
映画『朝が来る』初日舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、出演者の永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子と河瀬直美監督が登壇した。
本作は、実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女をつなぐ「特別養子縁組」によって、新たに芽生える家族の美しい絆と胸を揺さぶる葛藤を描く。
夫婦を演じた永作と井浦は、今回、河瀬監督作品ならではの「役積み」という特別な役作りを行ったそう。これは、登場人物が体験したであろうことを実際に役者も体験していく手法で、永作は「赤ちゃんを引き取りにいくシーンのために、『赤ん坊のものを全てそろえてくれ』と(監督に)言われた。普通は美術さんが置いといてくれるものなのですが、今回はおくるみも、肌着もよだれかけも、オムツもミルクも入れたバックを、全部自分たちで時間をかけて用意し、選びました」と明かした。
井浦は、永作と一緒にショッピングモールに買い物に行ったそうで、「カメラは回ってないし監督もいません」と説明。役作りとはいえ、永作も「ちょっと一般の人に(勘違いされて)写真を撮られたらドキドキするな、って感じでした」と苦笑交じりに振り返った。
子どもの生みの親・ひかりを演じた蒔田の場合は、さらに役積みを徹底。奈良の中学生役とあり、実際に河瀬監督の母校に通ったという。「家族役の人たちとも一緒に住んで、朝起こされて、自転車できつい坂を登って、5時間ぐらいちゃんと授業を受けて部活をしてから帰宅です」と紹介。「やる前はここまでするんだ、と思いましたが、撮影では本当にひかりになりきれてる状態から始まったので、経験できてよかったです」と、河瀬監督に感謝していた。

主演の永作博美
ドラマ2025年11月24日
日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第7話が、23日に放送された。 妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む
ドラマ2025年11月24日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第8話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む
ドラマ2025年11月24日
間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第7話が、22日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、かつて鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘 … 続きを読む
ドラマ2025年11月20日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む
ドラマ2025年11月19日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む