伊藤健太郎『悪の華』は日本版『ジョーカー』 玉城ティナはサプライス誕生日に笑顔

2019年10月11日 / 15:09

伊藤健太郎(左)からの誕生日プレゼントに驚く玉城ティナ

 映画『悪の華』の御礼舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の伊藤健太郎、玉城ティナと井口昇監督が登壇した。

 本作は、押見修造氏による同名人気コミックが原作で、中学生たちが行き場のない衝動を爆発させていく人間ドラマ。

 この日の観客はほとんどがリピーターで、中には14回目という熱烈なファンの姿も。伊藤は「公開されるまでは青春映画と言っていたけれど、見てくださる皆さんに伝わるのか正直不安だった。でも、しっかりと受け止めてくれて、皆さんに育ててもらっていると実感した」と感慨深げな表情で話した。

 伊藤が演じる主人公の弱みを握り、支配する問題児役の玉城は「皆さんの中でそれぞれの解釈があることが伝わってきます。感謝しかありません」と満足げな笑みを浮かべた。

 ファンがSNSなどで、玉城の役を『ジョーカー』のホアキン・フェニックスと並び称する書き込みもあり、伊藤は「そうなんですよ。人が変わっていくさまが『ジョーカー』っぽくて、『悪の華』は日本版『ジョーカー』なんです」とわが意を得たりの表情を浮かべた。玉城も「私も思った。(ホアキンの)ダンス、私もできますよ」と話し、すっかりその気になっていた。

 さらに、今月8日に22歳の誕生日を迎えた玉城に、伊藤がサプライズでバラの花束をプレゼントした。玉城は「何かプロポーズみたい」と照れながらも、「こんなに重い花束を手にするのは初めて。うれしくて、22歳も頑張ろうという気持ちになりました」と感激に浸った。

 そして、井口監督が「公開前はイケメンと美女で大丈夫かという声が多かったが、公開されたらパタッとなくなった。俳優が褒められるのはうれしいし、素晴らしいキャスティングができてよかった。この先も残っていく作品になった」と自信を深めた様子。伊藤も、「10年、20年、30年、40年と残っていく作品です」と声を張り上げた。

(左から)井口昇監督、伊藤健太郎、玉城ティナ


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top