舞台「私に会いに来て」囲み取材が13日、東京都内で行われ、出演者の藤田玲、中村優一、兒玉遥、西葉瑞希、グァンス(SUPERNOVA)、栗原英雄が登壇した。
本作は、次々と起こる猟奇殺人事件の捜査を担当するため、ソウルから派遣されたキム刑事と彼を取り巻く人々の人間模様を描いたラブサスペンス舞台。
第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したポン・ジュノ監督は、本作を原作として映画『殺人の追憶』を製作し、韓国アカデミー賞(大鐘賞)で4部門を受賞した。
本作が舞台単独初主演となる、キム・インジュン刑事役の藤田は「一つ一つ詰めて稽古ができたので、韓国の作品に恥じないような日本バージョンができたかなと思っています」と胸を張った。
本作がHKT48を卒業後、初仕事となる兒玉は「稽古中はうまくできなくて、悩んだ日もありましたが、皆さんが丁寧にアドバイスをしてくださり、お芝居に協力もしてくださったので、今まで練習してきたことを信じて本番に臨むだけです」と語った。
そして「ファンの皆さんに支えてもらって、今があると思っているので、恩返しできるように頑張ろうと思います」と改めてファンへの思いを語った。
また、本作の大阪公演初日となる19日に23歳の誕生日を迎えることから、兒玉は「お芝居がうまくいって(共演者から)ご褒美のプレゼントをもらえるように頑張ります」と笑顔を浮かべ、報道陣からほしいプレゼントを聞かれると「マグカップ」と無邪気に答えた。
舞台は16日まで都内・新国立劇場 小劇場ほかで上演。