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制作記者会見の登壇者たち
2019年劇団☆新感線39興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎《亞》alternative「けむりの軍団」制作発表記者会見が13日、東京都内で行われ、出演者の古田新太、早乙女太一、清野菜名、須賀健太、池田成志ほかが登壇した。
本作は、脚本家の倉持裕氏が書き上げた新作の愉快痛快時代活劇。設定の端々に黒澤明監督作品など、名作映画へのオマージュをちりばめながら、浪人たちが嫁ぎ先の城を逃げ出した姫と共に珍道中を繰り広げる。
主演の古田は、本作への出演が決まった気持ちを「僕は劇団員なので、出ざるを得ない。拒否権はない」と語り、会場を笑わせた。
続けて「アクションもせりふも減らしてくれって言いましたけど、そんなに減ってない」と不満を述べながらも、「(35年劇団にいるが)いまだに僕がやりたいお芝居に手が届いていない。僕はいつも『僕の代表作は次回作だ』と言っていますが、(今回は)これが代表作になれば」と熱い思いも語った。
また、古田が演じる真中十兵衛の策士という役どころにちなんで、これまでに翻弄されたエピソードを質問されると、池田は「昔、出先から留守番電話を聞いたら、渡辺いっけいがテープが終わるまで下ネタを延々としゃべってたんです。いい加減にしろと一時、絶交しておりました」という逸話を披露。
しかし、この声は古田が渡辺の声をまねて吹き込んでいたものだそうで、池田は「それが20年以上たってから判明したんですが、(渡辺とは)仲が良かったのにその友情を壊したのに、延々とそれを告白しない。根の深い翻弄をされた。古田くんのことは皆さん、信用しないでください」と報道陣に訴えて、場を沸かせた。
舞台は7月15日~8月24日、都内・TBS赤坂ACTシアターほかで上演。
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