佐藤健「新しい歴史を提案する思いで…」 『サムライマラソン』に懸けた思いを語る

2019年2月23日 / 17:14

撮影を振り返った佐藤健

 映画『サムライマラソン』公開記念舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、出演の佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、小関裕太、竹中直人とバーナード・ローズ監督が登壇した。

 本作は、1855年の幕末、安中藩主・板倉勝明が藩士を鍛えるために開催した、日本史上初のマラソン大会といわれる「安政遠足」を題材に描いた幕末エンターテインメント。

 藩を守るために奔走する主人公・唐沢甚内を演じた佐藤は「僕が過去に経験した中で最もスリリングな現場だった」と語った。

 佐藤は「動きはもちろん、せりふさえ決めぬままに本番に突入するので、役者は自分の役を本当に理解していないと成り立たないような環境だった。そんな監督のむちゃぶりをとことん楽しもう、という役者たちの中で芝居ができたことがとてもうれしかった」と語り、笑みを浮かべた。

 また、佐藤は「江戸の人が、どういう生き方をしていたのかは分からない。僕たちの中になんとなく“武士ってこうだよね”というイメージがあるけれど、言ってしまえば、それは先入観。そういうイメージは映画が作り上げたものだと思う」と述べた。

 続けて、「(本作では)過去に作られた歴史、映画をなぞるのではなくて、僕らが新しい歴史を提案するんだという思いで芝居をさせてもらった」と振り返った。

 この日は、幕末を描いた本作にちなみ「平成最後にやってみたいこと」というお題に登壇者がそれぞれ回答した。

 小松が「山に登りたい」、小関が「イノシシに会ってみたい」などと答える中、佐藤は「信じられないぐらい、やり切っているんですよね」と明かして観客をうならせた。

 とはいえ「平成には間に合わなさそうだけど、オーロラを見てみたい。あと宇宙に行きたい。スカイダイビングもやりたい。人生でやりたいことはたくさんあります」と語った。

映画『サムライマラソン』公開記念舞台あいさつの登壇者たち


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵がインタビューの現場で動揺 「イケメン実業家が連続不審死事件の犯人!?」「思わず叫んだ」

ドラマ2025年11月12日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“彩”香音の娘の誕生日会が衝撃の展開に 「新堂家の闇が深過ぎる」「DNA鑑定の結果が気になる」

ドラマ2025年11月12日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

吉田栄作が「ハングリー・ハート」を弾き語りで披露 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前イベント

映画2025年11月12日

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。  名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真が小籠包を手作りする姿に「リスペクト」の声 「“鮎美”夏帆と小籠包を食べるシーンは泣いた」「ヨリを戻してほしい」

ドラマ2025年11月12日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top