綾野剛、浅野忠信のアドリブにカオス状態 『パンク侍』は「ひっでえ現場でした」

2018年6月30日 / 15:15

(左から)永瀬正敏、綾野剛、北川景子

 映画『パンク侍、斬られて候』の初日舞台あいさつが30日、東京都内で行われ、出演者の綾野剛、北川景子、東出昌大、浅野忠信、永瀬正敏ほかが登壇した。

 本作は、芥川賞作家の町田康氏が2004年に発表した同名小説を、石井岳龍監督が映画化した時代活劇。

 超人的剣客を自任する掛十之進役で主演した綾野は「実写化不可能といわれたものを実現させることができた。スクリーンをはみ出してやろうというみんなの思いが結実し、僕も役者として生まれ直した感じになれた。感謝しています」と語った。

 綾野は、敵対する役どころの浅野の演技がほぼアドリブだったことを明かし、「出てきていきなりタックルをしてくるし、僕は完全にカオス状態でした。それで監督が『OK』って言うから、『何がOKなんだ』と思った。(せりふで)いきなり『剛くん』と言われたときはさすがに驚いた」と話し、苦笑した。

 一方、浅野は「役に成り切っていたから分からないなあ。取りつかれていたんだと思う」ととぼけて、会場の笑いを誘った。

 特殊メークで猿たちの大将を演じた永瀬は、その異様な姿から「猿たちを抱っこしようとアプローチしたけれど、逃げられました。でも、最後は何匹かがおなかをさすらせてくれました」と語った。

 紅一点の北川は、劇中で男たちを惑わす腹踊りを披露しており「教祖みたいなところもあるので、いかにみんなを誘うダンスができるのかが私の役割でした。ダンスの先生といろいろお話しをして、ああいう腰の振り方になりました」と照れながら明かした。

 その後も、東出が「こんなに強い先輩たちの、強いエピソードの後にしゃべることはない。とにかく狂気でした」とぼやくほどの爆笑エピソードが次々に繰り出された。綾野は随所で会話に加わりながらも、「それにしても、ひっでえ現場だったな」と笑い飛ばすしかなかった。

(前列左から)石井岳龍監督、永瀬正敏、綾野剛、北川景子、浅野忠信、國村隼、染谷将太(後列同から)宮藤官九郎、渋川清彦、東出昌大、村上淳、若葉竜也


芸能ニュースNEWS

「明日はもっと、いい日になる」“翼”福原遥の優しさに「涙腺崩壊」 「面前DVという言葉を初めて聞いた」「子どもの目線になるとつらい」

ドラマ2025年7月15日

 福原遥が主演するドラマ「明日はもっと、いい日になる」(フジテレビ系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、海辺の児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々が子どもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っ … 続きを読む

「こんばんは、朝山家です。」「キレる中村アンと ひょうひょうとした小澤征悦がハマり役過ぎる」「陸先生(小島健)の笑顔と言葉遣いに癒やされた」

ドラマ2025年7月14日

 「こんばんは、朝山家です。」(テレビ朝日系)の第2話が、13日に放送された。  本作は、「キレる妻」中村アン&「残念な夫」小澤征悦のW主演による、衝突と罵声で困難を乗り越える一家の奮闘を描くホームドラマ。監督・脚本は足立紳。(*以下、ネタ … 続きを読む

日曜劇場「19番目のカルテ」「徳重先生みたいなお医者さんがいたら、救われる人がたくさんいるだろうな」 「現実でも総合診療科が当たり前の世の中になったらいいな」

ドラマ2025年7月14日

 日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)の第1話が、13日に放送された。  本作は、松本潤がキャリア30年目で初の医師役に挑戦! 病気を診るだけでなく、心や生活背景を基に患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番 … 続きを読む

「40までにしたい10のこと」“雀”風間俊介と“慶司”庄司浩平がついにタコパを開催 「指を重ねるシーン、最高にキュンキュンした」

ドラマ2025年7月14日

 風間俊介が主演するドラマ「40までにしたい10のこと」(テレビ東京系)の第2話が、11日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)。  本作は、10年以上恋人がいない、会社員・十条雀(風間俊介)が40歳の誕生日前に書いた「40までにしたい … 続きを読む

近藤真彦が明治座に帰ってくる 豪華キャストで贈る“ハートフル学園エンターテインメント”の再演決定

舞台・ミュージカル2025年7月12日

 あの“学ラン姿のマッチ”が再び明治座に帰ってくる!  2025年の年末~2026年新春にかけて、東京・明治座で、近藤真彦が主演する舞台「Thank you very マッチ de SHOW『ギンギラ学園物語 新春!再びマッチでーす!』」を … 続きを読む

Willfriends

page top