山崎賢人「お芝居がよく分からなくなっていた…」 “調律師役”に挑戦し、原作者からの手紙に感動

2018年6月9日 / 13:51

調律師役を演じた山崎賢人

 映画『羊と鋼の森』の初日舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、出演者の山崎賢人、鈴木亮平、光石研、三浦友和ほかが登場した。

 本作は、ピアノの調律に魅せられ、ピアノとつながる多くの人と出会い、成長していく青年・外村直樹の物語。

 主人公の新米ピアノ調律師を演じた山崎は「去年の冬に北海道で、悩みながらも楽しく撮影していました。今日は本当にうれしいです」と公開初日の喜びを語った。

 一方、鈴木は「すてきな映画ができました。心の奥深いところにしっとりとした余韻を残していく映画になったと思います」と自信をのぞかせた。

 作品の内容にちなみ「自分や世の中の調律したいものや、直したいところは?」と質問されると、山崎はまさかの「ピアノ」と回答。「ピアノの調律師役をやったので、ピアノの調律をできるところまでやってみたいなって、逆に思いました」とコメントして、会場の笑いを誘った。

 また、イベントでは原作者の宮下奈都氏が書いたキャストや監督への感謝の手紙も読まれた。宮下氏が山崎が演じた外村について「才能に迷う不器用な新人調律師が手探りで進んでいく姿があって、山崎賢人という俳優も、焦りや不安を抱えながら、一歩ずつ歩き続けてきたのだろうと感じ、胸が熱くなりました。あなたに演じてもらえて良かった」とたたえると、山崎は上を向いて、感無量の表情を浮かべた。

 山崎は手紙の感想として「僕もすごく悩んで、お芝居をすることがよく分からなくなっていた時期で、それを外村にぶつけようと思って頑張っていたので、すごくうれしいです」と語った。

(左から)三浦友和、光石研、鈴木亮平、山崎賢人、上白石萌音、上白石萌歌、橋本光二郎監督


芸能ニュースNEWS

近藤真彦が明治座に帰ってくる 豪華キャストで贈る“ハートフル学園エンターテインメント”の再演決定

舞台・ミュージカル2025年7月12日

 あの“学ラン姿のマッチ”が再び明治座に帰ってくる!  2025年の年末~2026年新春にかけて、東京・明治座で、近藤真彦が主演する舞台「Thank you very マッチ de SHOW『ギンギラ学園物語 新春!再びマッチでーす!』」を … 続きを読む

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

Willfriends

page top