山口達也、被害者女性に涙ながらに謝罪 「記憶は断片的」も「本当に申し訳ない」

2018年4月26日 / 17:48

謝罪会見を行った山口達也

 女子高生に対する強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検されたTOKIOの山口達也が26日、東京都内で記者会見を行った。会見の冒頭で顧問弁護士が「事務所、会社としては 本人の芸能活動は無期限の謹慎とすること」を発表した。

 黒のスーツ姿で登場した山口は、約30秒にわたり深々と頭を下げた。被害者との示談は成立したものの、まだ捜査の途中ということで、「言えることは少々制限されてしまいます」と前置きした上で、被害者とその家族、関係者、ファンに謝罪した。

 事件があったのは2月12日。1月15日から「お酒の関係で体の調子が悪くなったので、1カ月ほど入院していた」という山口は、医師の判断で「2月12日に退院する」ことが決定。その日は、朝のうちに仕事を終えるとそのまま帰宅した。そこで「酒を飲み過ぎてしまい、酩酊(めいてい)、泥酔してしまい…。その女性に電話をして、『家に来て話さないか』ということになった。女性が『友人も連れて行っていいか』ということだったので、2人が家に来ることになった」と経緯を明かした。

 入院していた理由については「肝臓の数値が高かったため。家に帰って(1人で酒を)飲んでしまうことを避け、バランスの取れた食事を取るために入院した方がいいとなった」とし、「アルコール依存症」については否定した。

 女性に無理やりキスをしたことの事実関係、自身の記憶の有無については「捜査中なのではっきりしたことは…」と言葉を濁し、「女性に酒を薦めたか?」と聞かれると「私は薦めていないと思うのですが、捜査中なので詳しいことは申し上げられません」とうつむいた。

 その後「目が覚めたら(2人が)いなかったので、もう帰ったのだと思った」という山口。「3月末に警察の方から連絡がきた」ことで、ことの重大さに気付いたが、「内容が内容だけにすごく怖くて事務所にも、誰に相談していいのか分からなかった。でも4月の頭には(事務所に)相談しました」と振り返った。

 相手の女性については、何度も会ったことのある人物だとし、「話の合う、すごく好感の持てる方です」と説明。女性が心に負った傷については「簡単な一言では済まされない。『うちに来れば?』と言われたときに、断れなかったこともあるだろうし、未成年からしたら大人の男性は怖かったんだろうなと思う。(彼女にとって)もしかしたら一生忘れられない出来事になってしまったのかと思うと本当に申し訳ない」と涙で声を詰まらせた。

 
  • 1
  • 2

芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」“黒木”柿澤勇人のホラー的演出の登場に戦慄 「注いだワインの量が異常で怖かった」

ドラマ2025年11月5日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「大泉さんの“ちょっとだけ福山雅治”に大爆笑」「人間は自分自身を救うことが一番難しいのかもしれない」

ドラマ2025年11月5日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第3話が、4日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top