中谷美紀「結婚願望がさらになくなった」 玉木宏と“すれちがう夫婦”役で共演

2018年4月6日 / 06:08

すれ違う夫婦を演じる玉木宏(左)と中谷美紀

 TBS金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」の特別試写会が5日、東京都内で行われ、出演者の中谷美紀、玉木宏、高橋メアリージュン、藤本敏史(FUJIWARA)、ユースケ・サンタマリア、木村多江が登壇した。

 直木賞作家・山本文緒氏が1994年に発表した同名の長編小説をドラマ化。ある2組の夫婦の日常に潜む“不満”や“すれ違い”を通して、誰もが共感できるリアルな生活を基にした大人の群像劇として描く。

 結婚13年目の主婦・佐藤真弓を演じる中谷は「この作品で真弓という役を演じれば演じるほど、もともとなかった結婚願望がさらになくなっていきそうです」と苦笑交じりにあいさつ。

 劇中では、玉木演じる夫・秀明に浮気をされる役どころだが、「ブラックコメディーなので、切ないお話ではありますが、きっと最後まで笑ってご覧いただけると思います」とアピールした。

 また、真弓については「大変雑で、手抜きをしてきたからこそ何とか主婦としてやってこられた人物」と紹介。「冷凍ブロッコリーをチンするなんて、自分では今まで考えられなかった。ゆでればいいじゃないと思ったけど、でもそうやって手抜きをしてきたからこそ何とか子どもを育ててこれたのだと思う。その雑さ、ズボラさ、だらしない部分を大切に演じていきたい」と語った。

 玉木演じる秀明は、真弓が家族の平穏を守ろうと1人で奮闘すればするほど窮屈さを感じ、真弓とは対照的な人妻・茄子田綾子(木村)に引かれてしまう役どころ。玉木は「秀明には伸び伸びできる場所が少ない。好きな映画の話を妻は聞いてくれなくても、綾子さんなら根掘り葉掘り聞いてくれる。彼にとって(綾子は)居心地のいい場所なんだと思う」と役柄を分析した。

 一方、綾子の“モラハラ夫”茄子田太郎役のユースケは「『嫌な男の、嫌な部分を全て持った男』とプロットに書かれていたので、割り切ってやっている。でも人間にはいろんな面がありますから、今後違う面も出てくるかもしれない。ちなみに2話目で人を殺します!」といつもの冗談を飛ばした。

 太郎の従順な妻・綾子を演じる木村も「また幸薄い系だな…と思って皆さんご覧になっていたと思いますが、ここからだんだん変化を起こしていきます」と笑顔で予告した。

 ドラマはTBSで13日、午後10時から毎週金曜日に放送。

(左から)藤本敏史、木村多江、玉木宏、中谷美紀、ユースケ・サンタマリア、高橋メアリージュン


芸能ニュースNEWS

風間俊介「“かわいくなろう”と心に決めました」と告白 相手役の庄司浩平も太鼓判「十分でございます」

ドラマ2025年7月2日

 ドラマ24「40までにしたい10のこと」の記者会見が東京都内で行われ、出演者の風間俊介と庄司浩平が登場した。  本作は、BLジャンルで活躍中の漫画家・マミタ氏の人気漫画が原作。10年以上恋人なし、会社と家を往復するだけの毎日を送るアラフォ … 続きを読む

夏本番! USJでびしょぬれ祭典が開幕 伊藤沙莉も水噴射で笑顔

イベント2025年7月1日

 俳優の伊藤沙莉が6月30日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)に登場した。びしょぬれ必至の夏イベント「NO LIMIT!クール・サマー」の開幕セレモニーでウォーターシューターを手に来場者と水を噴射しあい、「びちょびちょにな … 続きを読む

“怪談”をテーマにしたリアルイベントを開催 平野綾×佐藤流司、藤原紀⾹×平野良で朗読

舞台・ミュージカル2025年6月30日

 今年の夏も記録的な猛暑が続く予報。暑い夏を少しでも涼しく過ごすのに最適なイベントがやってくる。  近年、YouTubeや配信番組などが多数制作されるなど、ブームを⾒せている“怪談”。今回、その“怪談”をテーマにした⼤型リアルイベント「To … 続きを読む

本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴が異色ラブコメディーに挑戦 本田「恋愛の中に人としての大切なことが描かれている」

ドラマ2025年6月30日

 火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(カンテレ・フジテレビ系・7月1日より毎週火曜よる11時放送)の取材会が行われ、出演者の本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴がドラマの見どころを語った。 … 続きを読む

手塚治虫原作、演出・栗山民也、主演・坂本昌行のミュージカル 「ブラック・ジャック」が開幕

舞台・ミュージカル2025年6月28日

 手塚治虫の不朽の名作を演出・栗山民也、主演・坂本昌行で贈るミュージカル「ブラック・ジャック」が、6月28日(土)に東京・文京区のIMM THEATERで開幕。初日前日の27日(金)にフォトコールと取材会が行われた。  1973年「週刊少年 … 続きを読む

Willfriends

page top